〇〇式トレードはいらないかもしれませんと思うところ

おはようございます。

2月は他の月よりも短いということもあり明日で終わりです。

体調が優れない状態ではあるのですが、それ以外にはいつも通りです。

本日のタイトルにもありますが、いわゆるトレードで利益を得るものであればなんでも当てはまるような気がするのですが、いわゆる”私が考案した〇〇式トレードで勝ち残ろう”というのがよくあります。ちょっといいすぎかなと思うものであれば、”これが聖杯です”と言ってしまう人もいるのを見たことがあります。

そんな馬鹿なことをまたまた～と思う人もいると思いますが、今までコンサルをさせていただいている中で”聖杯を教えてもらえると思ってました”と冗談か本気かよくわからないことを言われたこともありますからこのような考え方を実際に持っている方もおられるのだと思います。

ちなみに私の狭いかもしれない知見からのものですから、私よりもたくさんいるであろうすごい成績のトレーダーさんからすれば、軽く鼻で笑われて現実をしらないと思われるかもしれません。

それではなぜいらないのか？と思っている理由ですが、これはプライスの動く性質を考えてみるとそうじゃないのかな？と思うわけです。プライスが動くのは単純に買いと売りの多数決をして勝ったほうがプライスを思っているほうに動かすわけです。つまり買いがたくさん集まって売り方に勝てばプライスは上がりますし、下がるのはその逆です。きっかけはいろいろあれど動く仕組みは常にこれです。

いいかえると皆が強く意識する何かがあってそれを見た参加者が買いだ！売りだ！と考えてその数に基づいているわけですが、何かしらの理由というのはいろんなものがあります。そしてそのトレードの根拠が重なれば重なるほど強いポイントとなるわけです。

ではそのポイントはどうやって発生するのか？ということになるわけですが、より多くの参加者、あるいはより多くの金額に意識されるポイントである必要があるわけで、そうなると基本的なトレードの勉強をしましょう、で始める内容がより広く普遍的に反応しやすいということになります。

これをもとに考えると、世の中で一人しか考えていないポイントで反応するか？といわれるとほぼ反応しないのが当たり前の状態になります。

それから、既存の理論で相場は動いているといってよいわけですから、ちょっと味付けを変えたものであればその基本となったもので十分であるともいえます。これも理由は同じで、参加者のほとんどはその味付けをしりません。となると知っても知らなくてもトータルではあまり変わらないということが導き出せます。

こんな偉そうな意見をぶち上げながらも私自身も数値にこだわったり、絶対に世の中にはとんでもないインジケータがある、あるいはすごい手法があるんだとかなりの時間思ってました。そして今使っているチャートもそのころの名残が多少あります。

でも、結局はごくごく基本的なことをしっかりと身に着けて、それをインプットしたらアウトプットして、練習して使いこなせるようになればトレードの腕は程度の差はあれば上達することに気が付きました。

もちろんこれは楽なことではありませんから、ほとんどの人が挫折していき一部の人が生き残る世界ではあります。

そして私が細々とやっているコンサルもとくに聖杯をしっているからそれをお伝えします！とかいうものはではなく、ごくごく基本的なことを利用してそれをいかに利用していくか？というのがほとんどです。

それならネットとか本とかで学べることですよね？になりますが、はい、その通りですということになるかもしれません。

原油、金などのCFDをきちんとわけてブログにすることにしました。

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