コンサルを受けていただいて身に着けてほしいのは一人で生き残っていける能力であるというお話

こんにちは。

今日は一気に気温も下がり朝から寒い日となっています。

あちこちで雪がちらちらとみることができているようです。

私もそろそろ車を冬仕様にしないといけません。

さてと、これは以前も書いたように思うのですが改めてということで書いていきたいと思います。

私にも師匠と呼ぶべき方がおられます。ですが、この方から得た方法で勝ち続けています、そして後世にお伝えしています、ということもありません。どちらかというと全く違う方法だと思います。では、なにを習ったの？という話になりますが、手法云々というよりも勝っていくことへの心構えというところが非常に大きいと思います。

もちろん手法もならいましたし、使い方も習い、さらには練習も重ねてトレードでプラスを出せるようにはなりましたが、途中からその思想に基づいて自分なりのチャート構成、考え方を用いていますから、今はチャートの上にはかけらもない状態です。

時々見るのはファンダメンタル派、あるいはテクニカル派の争いですが、正直私はどちらでもよいと思います。ただ、私はテクニカル派です。ちなみに海外でプライベートファンドを率いている方はファンダメンタル派です。これについては否定するつもりはないことはもちろん、肯定もなく、ただ目的は利益を残すという共通の目的があるのですが、そこで言い合いをしてもね、というところです。

そしてそのテクニカル派な私ですが、コンサルを受けていただいている方に最初に伝えるのは、いくら完全コピーしようとしても私と全く同じことはできないですよ、と伝えます。感覚ではありますが完全コピーしても７，８割が現実的にみて最高点だと思われます。

ではあとの２，３割はどうするの？ですが、そこはご自身の努力で作り上げていくべきものであり、逆に私がその領域まで踏み込むことができない個々の領域だとも思います。

チャートを見ていると、あれ？なんだか変な胸騒ぎがする、なんて思えるような動きがあるときがあります。いわゆる虫の知らせ、あるいは第６感というやつです。これは、天性のものを持っている人がいるのは事実です。ですが、これはかなりの少数派で、実際にはそれまでの修練と、経験から導き出されるものです。

FXのことになると、突然目くじらをたてて、なんでも白黒つけたがる人が結構な数いるように思いますが、特にFXという世界に縛らなくても、普通に仕事をしていればこれはどこにでもあると思うのですがどうなんでしょう？

最初入社した時は指導係の先輩がいて、少しづつ教えてもらって、覚えて、使いこなせるようになって、さらに自分流にアレンジして仕事の効率をあげていく、この結果、最初のころは１時間かかっていた仕事もなれてくれば１０分でこなせるようになる、そこには嗅覚というか、見るべきポイントというか体が覚え、勝手にセンサーが働くようになって仕事の効率が上がっていくというのが日常的にみられるはずでありAIなどがすべてをこなせないというのはそこに理由があると思いますし、皆経験していることだと思うのですが、FXに置き換えて考えるととたんに否定的に見ている人が一定数いることはこれまた不思議なことです。

ですが、私は感覚というかにおいをかぎ分けるというかそんな才能を否定はまったくしません。どちらかというとプラスで生き残れるのなら鍛えるべきであると思っています。

そしてほかにもいろいろとはあるものの私がコンサルをさせていただくうえで一番大事にしていることは、トレードは一人でしていくものです。もちろん、意見をぶつからせる仲間はいてもよいと思いますが、トレードをいっしょになんていうのはないと思います。

そんな環境で、絶対にトレードには好不調の波があります。そんな時にご自身でやったトレードをご自身で第三者的視点をもって見直すことができ、問題点を精査して、軌道修正をかけていくということができる能力を身に着けてほしいというところにあります。

先ほど第６感ということを書きましたが、これはよいほうに作用することもあれば、人がやることである以上、悪いほうに作用することももちろんあります。そして、悪いほうに作用した時に軌道修正する能力を本来はもっと鍛えるべきなのです。そんなことやるほうが悪い！というと、確かにそうなのですが、やってしまった以上リカバリー能力をもつことが組織でない以上絶対に必要なのです。

一人である以上好きなようにできる、これはその通りです。その代わり、全責任も自分自身で追う必要があります。まさしく自由と有責は表裏一体のものです。

それらを身に着けてほしいと思っている以上、やはり一筋縄ではいきません。

だからこその有料としているわけであり、自らに甘えを許さないためにも返金制度を明確にして設けているわけです。

一番時間を要する非効率的な内容を選択してしまっているような気がしないでもないのですが、やっぱりそのぐらいしないとダメでしょう、と思うわけです。

基本からきっちりとやっていくと、大体の人は最初で躓きます。いわゆる”できると思っていたけど、実はできなかった”から始まるわけです。これは正直メンタルにきます。ただそこを乗り越えていくとやがて自身になり成長の糧がみえるわけです。そのスピードは千差万別であり、人それぞれといった形ですから、実質的に期間は限定せずにずっとやっているのが現実です。

こうやって書くとひょっとしたらどうしようか考えている人にとって少しは何かの足しになるかな？と思って書いた次第です。

すべての人に同調してもらえないことはわかっていますが、ごくごく一部のほんの一握りの人の心に響いたらいいなあ、と思った次第です。