大きな波に小さな波、それぞれをしっかりと把握できていますか?というお話

おはようございます。

本日は土曜日ということで、相場は1週間を終えてお休みとなっています。

プラスで終われた人、あるいはひょっとしたらクロス円で爆死した人もいるかもしれません。

200円行くんじゃないかといわれているときに少し円高に振れましたから、思い込みで買いエントリーしている人にはつらい展開だったでしょう。

ちなみに私はクロス円もエントリーしていましたが、特に大けがをすることもなくプラスで終えることができてよかったです。

さてとここでいつも使っているチャートそのままをキャプチャーしたものを載せます。

 

今朝のチャートが止まったユーロ円のチャートです。

いつも通りのチャートでこのチャートがあればあなたも明日から爆益です!という聖杯がつまった秘伝のチャート、なんてことはけしてありません。

なんだかMAが何本かあって、ZIGZAGらしきものが走っていて、昨日の記事にもしていましたがフィボナッチが引いてあるなんてことはなくもみえるチャートです。

下手すれば知ったか評論家さんからするとこんなチャートで勝てるわけがありません!!なんて酷評されそうなチャートです。(まあその場合には必ず、その下に私にお勧めするのはこれ!!というリンクがあったりしますが、この辺りは他人のことですしもういいでしょう)

で、これだけだとほんとなんだかわからないという可能性もなきにしもあらずということでもう少し説明しますが、昨日の1日で2つの枠を私自身は描いています。ひとつめの上の水色の四角であり、これは現在強い下落トレンドに対しての戻りとなるポイントなりそうな価格帯を自分ですぐにわかるように書き込んでいます。いわゆる戻りのレベルをフィボの50から61.8(□は76.8のレベルまで使って描いています)という目安をつかっているわけです。(エントリー根拠はこれだけではありませんので50の半値戻しでエントリー!なんてことはありません)

そしてもう一つはオレンジ□が描かれていることがわかると思います。これは朝描いたものではなく、安値を切り上げて、高値更新があって、その高値からプライスが切り返してきたなと判断したところにフィボナッチをあててこれまた同じく半値戻しの50から76.8を四角で囲ったものです。こちらも同様ですが、半値戻しまできたから買いエントリー!!なんてことはなくもう少し時間足を落としてエントリーポイントを探ってエントリーです。

クロス円のボラが今は以上にあがっていますから、この小さな買いの動きでも上下で約1円ほどの値幅があります。全部をとれるわけがありませんが、この中の少しをいただくわけです。

そうなってくると、上位足の動きは下落、目先の動きは上となってくるわけですが、これがいわゆる大きな波の中の小さな波というものです。

さきほど書きましたが、水色の枠は大きな時間足の戻りです。ここまでプライスがもどってくることを待っているわけですが、プライスがここまで来るのに一直線で来るわけがなく、下位足に上昇の波があるはずです。そしてその波が先補とのオレンジ□で押し目をとらえようとしたわけですが、その波となるわけです。

そしてこの波を大小それぞれしっかりとシナリオを想定して頭の中で組み立てると上下自由自在にトレードができるということになるわけです。

そうか、そういうことか!波が大事なんだね、で、話が終われば簡単でよいのですが、ここまでの認識しかない場合にはほぼ失敗でおわります。この先もとても大事です。

オレンジ□を小さな時間足では~と上で書いています。そしてそのとき安値を切り上げて、高値も更新して上方向の流れが生じたと判断できたとところにフィボナッチをあてて~と書きました。

これって、さりげなく書いてますが、私も気づくまで数年かかったしまったどんくさい人なのかもしれませんが、ここでもしっかりとダウ理論的上昇が見て取れるというわけです。だからこそフィボナッチをあてて押し目を探ることもできたということになるわけです。

ということは、ダウ理論的な方向性の示唆をわかっているではなく使いこなせていないとこんなことは全くできないということになります。ちなみに水平線もトレンドラインもまったく使い物になるようなものは描くことができません。そして間違った判断からは間違った結果を生み出し、使い物にならないなんていう恥ずかしいことを大っぴらにしてしまう可能性がかなり高まります。

ということで波を把握するということは重要であり、そして方向性がいつも同じとは限らないということもわかってもらえたと思います。ちなみに水色のもどりはもしほんとにもどりを発生したなら数日のポジションになることが想定できる大きさですし、オレンジ□については1日ぐらいのデイトレぐらいの長さの波と考えることができます。

そしてそう考えることができるようになれば、一つのチャートで、トレードだけでもヘッジができるということにもなるわけですね。さらには待つという行為が大事なのですが、どこまで待てばよいのかということもわかるということにつながります。

 

前にトレードのごく一部分だけを教えてくれ!という依頼がありましたが、丁重にお断りさせていただきました。これは上記でも少しだけ触れていますが、切り取った部分部分が大事なのでなくトータルで見ておく必要があるとことからくるものです。

一度気になった人はご自身でチャートを見て検証してみてください。やればやるほど何かしらの気づきがあるかもしれません。

 

 

 

 





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