改めて考えなくてもよくぞ生き残ったと思うこと

こんにちは。

今日は土曜日ですので、朝から下の子供を歯医者につれていったりなどなど忙しくしていますが、その合間にこれを書いています。

他人に対してのあーだ、こーだを細かく書き記すことはあまりよいことではありませんし、しいては自らにすべて跳ね返ってきそうなのでほどほどにして今回は自分自身のことについて書いていこうと思います。

私も今ではえらそう？に他人に伝える立場ですが、以前は誰かにトレードを教わっていることもありましたし、教材を買いあさることもかなりやってました。

その中でもある方に教わっているときのことですが、先に書いておくとよくもまあ、そんな人に教えをうけていたね、という感じではあります。

それはある商材をいつもながらの薄っぺらい夢を見ながら購入したときなのですが、チャットでの質問もいつでもOK！！と割と至れり尽くせりだったと思います。そしてその商材を購入しました。

まあ、ここまでは普通にあることですし、私も藁にもすがる思いで商材を探しているわけですからとてもよく見えたわけです。

で、さっそくで中にあるオリジナルだ！！というインジケータ（今思えばそんなことはけしてなく、ただ名前が変えているだけのものでした）やPDFに目を通して、チャートにいれて眺めてここでトレードするんだね、インジケータがこうなったらエントリー、損切なんだ、ふむふむといった感じでした。（ここはさらりと読みたいところなのですが、実は超重要です）

で、チャットにも入れてもらい、挨拶を交わして毎日取り組むようになるわけなのですが、実はこのとき私はダウ理論などごくごく基本的だけど超重要事項、下手すればこれだけ知っていればあとは応用でどうにかなる、というぐらい重要な事項を言葉さえ知らなかったのです。いや、違いますね、知ろうともしなかったのです。

で、練習をつづけていくわけですが、基本がぶれぶれでほぼないといってもよい状態の上に積み重ねることなど到底できるわけがなく、なぜうまくいかないんだろう？としばらくすると思っておりました。

で、当然ですが、チャットという便利な仕組みがあったので当然利用するわけですが、チャットを利用して質問しても、帰ってくるのは”インジケータがその形になっていないから○○”とか、”インジケータがそろってないから○○”とかそんな説明ばかりなのです。そのときは”そうなんだ～”としか、思わずにいたのですが（今となればそんんことあるかい！！と思えるんですけどね）、あるときにその同じ商材を購入した方でわりと上級者の方とやりとりをするきっかけがあったのです。

商材を購入する上級者というのも変な話ですが、それでもほんとにすでに手法を確立しているのに商材購入が好きでごくまれにある本物の中の一部を自身のトレードに取り入れているという方がいたのです。

そして、その方に何気に解説を受けたのですが、そこで発覚したというか、気づかされたことがあったのですが、それが相場の基本原理でした。最初はインジケータの名前などは言われてもわかるのですが、基本原理というか原則をいわれていても、さっぱりわからないのです。

このときチャットなので、こちらの雰囲気などはわからないと思いますが、実際に面前にいたらかなり怪訝そうな顔をしていたと思います。

そこでほかの方とのチャットも併せて見直してみたのですが、一切そんな説明はなく、ただ”インジケータが○○”の説明というか少し考え見ればわかったのですが単なる事象を言葉にしているだけだったのです。

で、これはダメだ！いや、正確にいうとおそらく肝心なところはあえて伝えていないのか、そもそもとしてトレードなどしてないかも、という考えに至った時点で、そのインジケータをこねくりまわす時間を、トレードの基本的なことを学ぶために時間を割くことにしたのです。

インジケータそのものは汎用性が高くトレンドフォローをしやすいインジケータです。ですが、汎用性が高い分基本的な事項などをしらないとどこでもエントリーポイントに見ることができますし、使いこなすのはなかなか難しいものでした。現にチャットでも悪戦苦闘して、そのうちチャットルームに来なくなっている方も多数いた状態です。

ということはインジケータが悪いのではなくて、その使い方がわるいのであり、それをたどっていくと基本的事項が抜けている私が悪いということになるわけです。

そうなればその販売者にどうのこうのいうよりも、先に自分の能力の低さをなんとかしなければならないといちから必死に勉強し直したというわけです。

ここで当然のように出てくる考えとして、その販売者に腹は立ちませんか？とか騙された気分になりませんか？でありますが、正直そのような感情がまったくなかったというわけではありません。そこまで悟りの境地を開いた仏様のような心ももっていませんしね。

でも、それよりも今考えれば、その基本的事項が思いっきり抜けているからどうにもならなかったんだ、というきっかけを知らしめてくれたという点において感謝しています。

そして、そう思ったほうがぜったいに自分のために良いですしね。

で、自身の行っているコンサルについては最初は形から入って理論をつけていくという方法を最初はやっていました。ですが、この方法も時代遅れかもしれぬ、ということで今は理論がさきでそれからひたすら練習という形に変化はさせています。

ちなみにここまで書いているのは、一つの警告としてでもあるのですが、実はその人、いまだにちょっと小手先を変えて名前などを変えて商材を販売しています。もちろん私の能力の低さがそのような思いっきり遠回りする結果を生んだこととおもいますが、気を付けたほうがよいかもしれません。

これらを考えると、私はやっぱりかなり回り道しているのだなあ、としみじみ感じます。