こんにちは。
今日は欧州の入りの時間前にチャートを横目で見ながらこれを書いています。
といっても、朝の段階で日足、4時間足をざっと見て、シナリオはそれぞれに想定していますから、目を皿のようにしてチャートに穴が開くというぐらいに見なくても大丈夫ではあります。
あまり意味がないものだと思いますが、円安が30数年ぶりに更新されました。指標がらみの動きで一気に突き抜けましたが、今日はどうなるんでしょうか?ちょっと手出ししづらい動きではありますが、我が国のトップが米国を訪問中(旅行中?)なので、人質に取られているような状態であることは偶然なのか何なのか・・・・・・。
まあ、そこまで考えを巡らせて何かに気づいたとしても、私に成すすべなし、ですから目の前の動きが正義であり、それに従ってトレードしていくだけです。
さてと、今日はみんなが一度はきにするといいますから、語ったことがある”トレードの再現性”という言葉です。
書き進める前に私のスタンスは、再現性はある程度あるべきですし、絶対に必要なことであるとは思いますが、100%は無理である、というスタンスです。
で、その再現性でポイントとなるべきところは、どこでポジションを持ってどこで決済をしたか、というまるでコピーのようなところに重きがあるのではなく、トレードに至る思考のところの再現性をいちばん重視しなければならないと考えています。
まあ、この思考の再現性を極めれば結局は似たようなところでトレードすることになってきますから結果としては同じかもしれません。
その再現性ですが、裁量トレーダーである以上、異なるときもあるんじゃないかな~と思うところです。つまり再現性が崩れる時もあるということです。もちろんこの崩れでマイナスにまでなるというときは再現性うんぬんの問題ではなくトレードそのものを変質させている可能性が実は大です。
でも、世の中には再現性があるないで、よくぴしゃりと話を終わらせているもったいない議論と言いますか、評価が結構幅をきかせているような気がします。
さらにはそれに乗じてといいますか、波風立てて申込数を減らしたくないという考えが走るのか、コーチングする側も再現性はほぼ100%です、なんて宣伝をしてしまっているようなときもちらほら見られます。
なんて便利な言葉なんだろう、と思うわけですが(実はよくよく考えてみるとFX界隈って怪しさもたっぷりですが、このように一言ですべてを終わらせる便利なことばも結構飛び交っており、思考が停止して受け入れてしまうのはなぜなんでしょうね)まんまと罠にかかってしまう人も結構な数だと思われます。(実は私も一時期はその罠にはまっていた一人です)
私の知識も全世界のことをすべて知っているというわけではありませんから、どこかに再現性が100%というのがあるのかもしれません。
もしそうであれば、他人から伝えきいたことをほぼ違いなく再現でき、あるいは同じような場面がきたら常に同じように判断できそれがいつも合っている、というのであれば、それこそ完全に定型化できていますから、それを自動売買にしちゃえば楽なのに、と思う次第です。
前述していますが、裁量トレーダーだから再現性などいるわけない!ということではありません。
私の場合でも基準を設けてその基準に基づいて判断しているわけですが、これは再現性を求める一つの行動であると思いますし、その答えは一定になるように基準というのを設けているわけです。そしてこの答えが一定になるというのは自分にとっても大事なことです。
ただし、その基準を設けて同じような判断をできるところまでは同じですが、さらにもう一歩進んでその判断に基づいてトレードするにはどうするべきか?というところが裁量トレーダーのすべてであり、そこが肝となるわけであり、自動化できないところでもあると思うわけです。
コンサルを受けていただいる立場ではありますが、最初の説明の時に概要を説明するわけですが、しっかりと学習や練習をすれば8割ぐらいまでには腕は上達させることができる可能性が高いですよ、と伝えています。
では、あとの残りは?となるわけですが、それは自己の力で何とかしていくしかありません、とお伝えしています。もちろん8割でプラスには持っていけますが、それよりも上を目指すべきですからそのように現実を伝えています。そしてその2割をなんとかできるだけの力を8割の中に含ませているということでもあるのです。
書いていると改めて思うのですが、コンサルをさせていただいている身分としては面倒な方向にどんどん突進していますね。
でも、うけていただいている方のことを考えると当たり前だと思うのですがどうなんでしょうか。
再現性という言葉だけで判断するのもその人の判断基準ですから、基準が一定になり悪いことではないのかもしれません。ですが、良いものまで得ることができない悪い使い方をしている可能性も大いにあります。といいますか、FXの世界での使われ方はあまり良く無い使い方をしているように見受けられます。
さらにではありますが、教える側にすれば実は再現性100%で押し切ったほうが受けがいいのと、かなり楽だったりします。
ということで、意外にさらりと使っている言葉ではありますが、ほんとはどうなんだろう?と考えてみると意外に難しかったり、違ったりと複雑です。
そして、ほんとにトレードがうまくなりたいという人の行く手を阻むものがてんこ盛りの状態でもあるわけですが困ったものです。
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