今回は実際にコンサルを受けていただいている方のチャートです（本人の考え方まで全部掲載）

おはようございます。

今日はあいにくの雨模様での一日のスタートとなっています。

そんな中ではありますが、息子は今日もサッカー三昧の１日となるようで、朝早くから出かけていきました。

時代なんだな～と思うのですが、いわゆる少年サッカーであるのですが、試合に行くと、みんな一流の道具を身に着けて試合や練習ををしています。チームによっては試合は複数台のカメラで撮影してあとからの反省につかったりするのだと思います。さらには専用のバスで遠征までしてくるところもありますから、プロさながらの状態です。

さてと今日は私のトレード解説とは異なる実際にコンサルを現在受けていただいている方のチャートです。実際のチャートと同じで動かしながらの練習ですが、実弾ではなく過去のチャートを動かしての練習です。過去のチャートではなんとでもなる、という風に一刀両断にされる方も中にはおられますが、実際に過去チャートをリアルで動かしながら練習するソフトがありますからそれを利用すれば実際に動いているチャートで練習はできますし、プライスも実際にはそこまで覚えきれないでしょうから、ほぼリアルタイムでの練習と同じだと思いますし、限られた時間のなかで練習量を増やすにはとても有効な手段だと思います。

で、ポンドルらしく比較的大きな利益となっていますが、このチャートを見て、トレードうまいな～なんて感想を持つのもよいですが（実際に私も細かなところを除いて全体としてはうまいなあと思います）、それよりもトレードを現在うまくなりたいと勉強されている方や、現時点でうまくても日々精進ということを強く意識されている方にとっては本人がどう考えて、シナリオを組み立てて、どのあたりを注意しながらトレードに取り組んでいるのか、とわかることが一番の大事なところだと思います。

ということで、この方はいつもメモ書きに別紙で添えられて送付いただきますので今回はそちらも掲載してみます。

ただのMAが描かれたチャートからこれだけのことを情報として吸い上げてトレードに生かしているんだ、ということがよくわかるメモです。いいかえると実はそれだけチャートには詰まっているんだということもできるわけでありますが、それでも素直にすごいと思います。

トレードとしては大きな時間軸の方向性に沿って、小さな時間軸でエントリータイミングを精査して、エントリーしている王道のトレンドフォローであり、その成功率をあげるためには天井買いや底値売りを最大限回避するために波のカウントをしに行ってまだトレンドは続くであろうことを考えてのトレードです。

いわゆる王道的なトレンドにのった普通のトレードです。

で、この普通のトレードといいながら実はほとんどの人がなかなかできないトレードでもあるというのが悲しき現実であります。

私はこれを添削する立場ですから、いちゃもんといっては語弊がありますが、いいものはよい、ただこれを改善すればさらによくなるよね、というところを見つけて指摘するのですが、一人のトレーダーとしてみるのであれば、すごいな～、自分も頑張らなきゃと思うようなチャートです。間違ってもひねくれた視点でみて難癖をつけているようでは未来はありません。（意見と難癖は違います）

時々たまにいただくご質問ではあるのですが

”忙しいのですが、そんな私でもできますか？”

とあります。

確かにすさまじく長時間拘束されたりで時間の融通が利かない人も中にいるのは事実です。ですが、時間は基本的に万人みな共通です。２４時間あってそこをいかにどうやって使うかの工夫を考えつくして行動しつくしたと言い切れるようになってから心配するべきであろうと思うわけです。ちなみにではありますが、この方添削依頼は少なくはありますが、こちらからお送りしている資料や、更新案内などの連絡の見ている時間を見ているとほぼ日が変わってからです。そしてお仕事は昼間のお仕事だと思いますから、いわずもがな、という感じではあります。

日常生活に、仕事をして、さらにはFXの学習時間を入れ込むわけですから大変で当然です。だから多くの人はなんかやらなきゃね、と言いながらなかなか重い腰があがらないわけです。これはFXに限らずほかのことすべてに当てはまることだと思います。運動は大事だと思ってジムに入会しても、通ったのはわずか・・・・という方が結構おられることと思います。それといっしょです。

そしてこの方ではありますが、まだ実際にお会いしたことがありません。コロナでタイミングを逃してしまった感があるのですが、動画と日々の私からのポイントの解説、そしてご本人の練習、そして添削のフィードバックでここまでできるようになったわけです。

なんどもここでも書いてはいるのですが、力を入れるポイントと抜いてもよいポイントというのが物事には必ずといっていいほどあります。聞かされる話でもそうですが、全部が超大事なんてことはありません。

で、このポイントを間違うとえらく遠回りになったり、下手するとゴールはあっているのにそのゴールにたどり着けないなんてことも起こります。

それを少しでも短距離でうまくガイドするのが私の最大の役目だと思うわけですが、そのガイドしていく過程も作り出していくのが同時に私の役目でもあるわけです。そしてのガイドにのって過程を確実にこなしていく努力を必要とするのがコンサルを受けていただくということになるわけです。

この三位一体の行動が結果を生み出すというわけではありますが、私のやっていることは申し込んでいただいて、人によって手を抜くなんてことはありえませんが（積極的な質問を常にいただき想定以上の返答をするということはあります）３つの要素の一つが欠けてバランスがくずれてしまってうまくいかない、ということにつながりやすくなるわけです。

それでも、欠けてしまうように私が持って行ってしまっているという可能性も大いにあり得ますからそのあたりは常に改善の余地がありまくりだと思いながら過ごしています。

このようにトレードが上達していく方の様子を見ることができるのはやはりとてもうれしいものですし、やりがいにもつながります。

ご本人もすこしづつではあるかもしれませんが、手ごたえがでてくるでしょうから、うれしい実感になっていることと思います。

それでも、やっぱり自己のトレードはもちろんのことではあるのですが、コンサルの仕方についても改善の余地はあるんじゃないかなあ、と毎日思いながらいろいろやってみたり、伝え方を変えてみたりとし続けることも私がやり続けるべきことであるとも思っています。