ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか？（コンサルを受けていただいている方の添削チャート付）

おはようございます。

長く感じてもあっという間に終わったゴールデンウィークでした。

皆さんはどのようにお過ごしでしたか？

私はいつもとさほど変わらずの状態で、土日はチャートが止まりますのでお休みですが、祝日はチャートが動いていますからいつもどおりでした。

GWは出かけた方もおられると思いますが、休みだしトレードするぞ～なんて張り切ってしまった人もいたかもしれませんね。

でも、長く相場の世界で生き残りたければ普段トレードしない時間帯にやらないほうが絶対によいです。損失を食らってしまう可能性が大です。

介入が入ってプライスが下がったのでクロス円で売り向かって損失拡大中です、なんてやってませんか？それこそ思うつぼです。

いつもより時間があったので、過去チャートを回しての練習をいつもよりも３倍できました！なんていうのはよいのですけどね。

よく登場していただいている現在コンサルを受けていただいている方の練習チャートです。

前に書きましたが添削依頼をされている方は一定の方のみですのでどうしても偏ってしまうわけでありますが、これは仕方のないところであります。

で、今回も王道の長期足の方向性に合わせてのトレンドフォローというトレードです。これしかないの？と言われたら、これだけで十分！というわけで、あとは長期足でのレンジの際に上下からの逆張り気味のトレードを狙うぐらいですがこれも推奨しているわけではないです。

見た目はそれこそ天底とらえて派手に見えてかっこいいと思いますし、絶好のPRができると思いますが、とくにそれを求める必要性もありませんから見た目よりも実益を重視です。

そしてこれもいつものことなのでありますが、チャートは全く大事でないとはいいませんが、重要なのは３つ目のご自身のトレードの際のコメントだと思います。

これは練習されている方のご自身の添えてもらっているコメントであり、私の添削内容ではありません。

ということはこれだけのことをしっかりと一人で考えてトレードすることができるようになっているという証でもあります。

理路整然と、その時に考えられるシナリオを想定しながら、相場の動きに合わせてついていくという能力の現れといってもよいですが、さらに自身の中で一定の基準を設けて判断の仕方を統一しいつも判断は同じにするというのが大事です。そしてその判断ができないときというのは必ずあります。そんな時はけして手を出さず、判断がつくようになるまでひたすら息をひそめて待つということが大事なのですが、これができるようになるのはごくごく一部の人であります。

で、立場を変えると実はこれをしっかりと教えようとすると実はとてもつまらないものになってしまう可能性も大というわけでわかっていても伝えない人もいるようですが、この辺りはトレードとは別の大人の事情もあるのでしょう。

わからない時は手を出さない、ということはとても大事なんですが、このわからない時があるということはあってはならないと誤認というかマウントを取りに行くのに言ってはいけないし、指導される側もそんなわけがないというこちらも誤認があってお互いにメリットなしというわけです。

この方のトレードに戻りますが、王道のトレンドフォローといったものの、ほかにも注意を払うべきところは何点かあるわけで、たとえば波のカウントを意識しないといけません。よくあるのですが、いわゆる天井買いに底値売りというのがありますが、これらは言い換えると方向性があっていても損切にあったりするんですよねえ、ということにつながります。波のカウントをきちんとしていればかなり防げるはずなのですが５波目の終わりで売ったり、買ったり、あるいは３波目と５波目を比べたらどちらがエントリーしやすいですか？といわれたらきちんとそこには理由があって３波目のほうがエントリーしやすいのです。そして波には小さな波から大きな波まであるわけで小さな波は大きな波に組み込まれていくわけですが、波があることはわかっていてもその知識を使いこなせていないから残念な結果になるわけです。

そして今回のトレードにおいても良好な想定しているリスクリワード比でのトレード開始となっています。チャートの値動きに合わせてのストップ幅の設定をしていてもこの状態ですからかなり腕は上達してきているものと思います。

今回もすべて公開していますので、気になる方はきちんとすべてに目を通してくださいね。どうも中途半端といいますか、勝手判断が過ぎる人が多いようです。きついようですが、そんなことを今までしてきているから上達しないのではないかなと思うんです。思考に基づいて動くのが人ですが、その思考を組み立てる段階で間違っているとずっと思考は間違ったままですから結果も変わらないことにはやく気づいてほしいなあと思う次第ですが、大きなお世話かもしれませんね。