５月１４日（昨晩のトレード）について　思った通りに動かないときの撤退シナリオ想定できてますか？

おはようございます。

本日は雨は降っていませんが、空一面に雲が広がる状態となっています。

洗濯物がからりと乾いてほしいので、やっぱり曇りよりも晴れがいいですね。

本日のチャートですが、いつもどおりではありますが、自己のトレード時のチャートで、コンサルを受けていただいている方には先に配布したものです。ということでこれもいつもながらではありますが、実弾トレードのチャートです。

下は３０分足、上は５分足で、このほかに４時間足なども見て、その方向性にトレードしていますので完全なトレンドフォローです。

ただし、今回は微益で撤退しているチャートとなりますから、いつものとおりみんな大好き勝率で言うにはどう表現したらよいのかな？という感じではあります。微益でプラスという観点で見れば勝ちトレードではありますが、自身のシナリオ通りに動いていないから微益撤退をしたわけで、思い通りに動かなかったという観点からは負けトレード？という感じです。

自身としては勝った負けたというよりも引き分けかなという感じですが、この辺りはちょっと判断にまようところではあるのですが、こんなことに時間を費やしても仕方がないのでそれぞれの判断に任せるとします。

で、これまたいつもどおりではありますが、チャートをきちんと大きくしてみることができるようにしていますので、興味のある方は見てもらえばわかるのですが、エントリーシナリオはもちろんではありますが、今回意識してあえて書いたのはエントリー時にはすでに撤退シナリオまで想定していたことです。この撤退というのはストップにあたったら終わり！！というのではなくて、ストップに当たる前でもこうなったら想定しているシナリオと話が変わってくるから損失を最小限に抑えるために撤退しよう、というシナリオなわけです。

で、この撤退シナリオでありますが、いつもいつも常に考えることができるわけではありません。上位足がなんとなく見えづらく、かつ下位足に明確な意識されているポイントがあるときなどに設定することが可能です。

もちろんストップがあるからそんなこと考えなくてもよいのではないか？と思われる方がおられるかもしれません。ですが、ストップというのはほぼ最終の防衛ラインであります。で、最終の防衛ラインにプライスがヒットする前に撤退するラインがわかっていればそこでポジションを解消してしまえば傷は浅く済むというわけです。

で、今回はその撤退シナリオを設定することができ、見事に当てはまったので、微益で撤退したというわけです。

長期足におけるシナリオ想定がちょっと甘かったかな？という反省点はあるものの、（言い換えれば多少無理してエントリーしている）、こんなときもあるよね～といった感じではあります。

上下にシナリオをたてて、ストップラインの位置をかんがえ、時には昨日のように撤退シナリオまで想定しているわけですが、皆さんのトレードはどうですか？

まさかとは思いますが、利益になることばかり考えてトレードしていませんか？

もちろん利益になることは大事ですし、利益確定ポイントは永遠の課題ではあるのですが、正直利益のコントロールは実はかなり難しいです。（フィボをあてて、ここまでプライスは行きます！！なんて言い切っておられる動画など流れてきますが、そんないつも行くなら苦労しませんよね）
エントリー時点でできるのは損失の範囲と、許容額を受け入れることができるのかどうか？そして資金へのダメージはどのぐらいなのか？ということはエントリー時にコントロールそして確定させることができる事項でありますから、そちらのほうが数字として簡単ですし、やるべきことであるのです。

そう考えるとやっぱり手法とかインジケータに頼っているようでは未来はまったくないんだなということになるわけでもあります。

最近は値動きがなんだか不安定だなと思ってチャートを見ていますが、そろそろ上下に振られるプライスにずたずたにやられてしまっている方が増えてきていると思います。とくに短期足ばかり注視している人にとっては、あとから見れば売り買い両方で利益になるのですが、エントリーポイントが不安定なのでそんな動きについていくことができず資金を減らしばかりの人が続出しているでしょう。

そこでやるべきことはインジケータを購入したり、秘伝○○手法をあなたに、とかワンタップで稼がせます！とかいうものに手を出すことではなく、基本的なことをコツコツと勉強して練習して自分のものにすることが成功への一番の近道ですよ、というわけです。これは私の経験したことからです。