おはようございます。
お昼まではありますが、大体10時半ぐらいまではチャートを念入りに見ていますので、今はただの傍観者というわけでこの記事を書いています。
下落するようなふりをしていたクロス円ですが、どんどんと戻ってきています。調整波だろうなとは思ってましたが、少し知識があってフィボを当てればただの半値戻し付近の動きであったというだけです。(ドル円はトレードを基本的にしてないので見てませんが、ユーロ円、そしてポンド円を見ての感想です)
上記のチャートはただのMT4標準装備とされているフラクタル(Fractals)のインジケータを入れただけのチャートです。
これだけ見るとわざわざここにあげる必要があるか?というぐらい単純なチャートです。
で、このフラクタルですが、一般には遅延インジともいわれています。ということで、使えね~というレッテルを貼られています。
高値、安値の前後両方の終値を見る必要があるので、あとから見るとうまく高値安値を表しているのですが、実際にはその高値安値で売ったり買ったりはできませんから、上記の評価となるわけです。
ですが、とくに最近ではあるのですが、私は積極的に利用してプラスの成績をもたらしています。
と書くと、絶対に嘘だ!!となるわけなのですが・・・・・・・、ちょっとそのように短絡的に考えた方は、失礼ではあるのですが、考えが薄いかな、となるわけです。
このフラクタルの理論は簡単に検索できますから、そちらに説明をしていただいて、MT4標準のこのフラクタルのサインの出方から見ていくことにします。通常であれば前後2本のろうそく足(合計では5本ですね)の確定をまっての出力といいましたが、前の2本は確定済みですからよしとして、あとの2本が問題なわけです。そして性質からいっても後の2本が確定してからサインは出るべきなのですが、実はこのインジケータの出力については後の1本が確定して暫定条件を成立させて出力されます。
ただし暫定ではありますから、1本目が条件一致、2本目でダメになった場合にはいったんでていたサインは消えることになります。
〇なんだよ、消えるのかよ。
で、リペイントインジだ~、ダメだ~となるわけです。
で、ここで一つ注意点ですが、サインが出るからGO!ではなくて、サインが出る理由はしっかりとわかっておくべきです。とくに計算をするわけでもない、このタイプのインジは理由は比較的簡単ですが、インジケータなどなくても自分で見つけることができるぐらいになっておく必要があります。要は昨日書いたかな?と思いますが、サインありきでなく、手助けとして使う必要が絶対にあるということです。
と、そんなフラクタルをやみくもに使うだけでは勝率も落ちますし、かんたんに心が折れてしまうはずです。というか、折れたから使っていないんだと思うんです。
ということで、ここで知識の補強をしてあげる必要が出てきます。それがダウ理論です。高値安値の切り上り、切り下がりをみて方向性を判断している、あれです。
で、この高値安値の切り上り、切り下がりですが、当然上位足に沿っているほうがそうなりやすい確率が上がるのはちょいと勉強していればそんなことあったな、という皆が知る知識だと思います。
そしてもう少し勉強するとありませんでしたか?、それは上位足に沿った方向にもどってきたところでエントリーすれば勝率もあがりますし、利益も出やすいですね、と謡っていたところがあったはずです。
ここで、うん?と思った人あともう少しです。
もう一度MT4標準のフラクタルの性質を考え直すとわかってもらえると思うのですが、高値安値の頂点ではけしてサインは点灯しません。一つろうそく足を見ているわけです。ということは折り返しを必ず確認してサインは点灯しているわけです。(これをさらに詳しく言うとごくごく短い時間足では高値安値の切り上り、切り下がりが生じているともいえます)
・・・・・というはもうわかりましたね。実はこのインジケータの使い方次第ではあるのですが、上位足にそった方向性に戻ってきたと判断したところで、ろうそく足1本でさらに小さな動きを確認したうえで、それも同調を確認してからエントリーしているということになるわけです。
もちろん、ここまで理論を知っているのが一番良いのですが、ある程度まで知っていれば、間違った使い方はせずに、逆にトレードに掛ける労力を省くことができるわけです。とくに計算系のインジケータでもありませんから、出力が遅いということもありません。(たとえばMAのクロス系のインジケータだとトレンド時はいいのですが、レンジではめためたにやられます)
ということで知識と道具であるインジケータは使いようというわけではありますが、先述してますが、あくまでも知識あっての道具です。もちろん道具はなんでもよいとはいいませんが、それよりも知識が重要です。
そしてもう一つ大事なのは基準を設けることです。裁量トレードをしている身ではありますが、判断には絶対的な基準を設けるべきです。そうしないといつも同じ判断ができません。
これが端的に作用するのは負けトレードのあとのトレードです。取り返したい!という心理が働きやすいということはバイアスがかかっている可能性が高い場面でもあります。
そんなときこそ基準を設けて厳密に判断するべきです。そしてもしその基準にかかるかかからないか微妙な時は様子見を選ぶべきです。けしていけるだろう、ではありません。
そしてしっかりと理解したうえで使いこなせるようになることです。これまた大事というかこうならないと話になりません。トレードは一人でするものであり、調子が良いときもありますが、悪いときもあります。その調子が悪いときに最小限の傷、あるいは自己矯正能力を持つのがとても大事です。そのためにはやっぱり基本となる幹を作っておく必要があるわけです。
と書くと、そんな簡単にかせぐことなんてありえないよね、となるわけですが、その通りです。ただし、超人的な努力などは必要ないと思います。コツコツと積み重ねていくことこそが大事ですからどうしたって多少の時間はかかります。
と、えらそうなこと書いてますが、私はおそらくかなり回り道していると思います。さらに寄り道までしていたような気もします。
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