コンサルを受けていただいている方の添削チャート(ここで大事なのは積極的にトレードをしないという選択ができていること)

こんにちは。

今日は朝からあいにくの雨模様です。

日が変わるぐらいまで起きていても、5時半ぐらいには起床することが多いのですが、今日は朝から半そでだとちょっと寒い日となりました。

朝早く起きているのは年齢を重ねておじいちゃんに近づいた、というわけではけしてなく(と思いたい)、チャートの添削を朝の頭が一番クリアな時に終わらせたいために早くから起床しています。

 

というわけで、本日の添削依頼があったチャートの一部です。全部一気に載せるには今日も大量すぎますからあくまでも事例としてとらえてもらえるとうれしいです。

で、今回のチャートですが、エントリーは控えての様子見とした判断のチャートですので、エントリーがどうとかではなく単純に環境認識からくる見方というのがメインになります。

ということでエントリーもしてませんから、損失もないわけですが、同時に利益もないわけで、ではなぜ載せた?となるわけですが、これもいつもどおり、毎回毎回言い過ぎなのですが、この場面でトレードをしない、あるいはできないと判断した、その積極的理由を見出しているスタンスが大事であるわけです。

ということで大事なのは2枚目というわけですが、しっかりと分析してその分析に基づいて、こうなったらトレードするよ、というシナリオを立てて、そのシナリオに当てはまらない、あるいは、なんだかはまらない、と判断すればいけるだろう、でトレードするのではなくて、様子見という選択を積極的にするというわけでよいと思います。

あと、本人はチャートを見て、この2枚目の根拠を書いているわけですが、ぱっとみてあんまりトレードできない場面かな、とすぐにわかる事象があります。

それは文章の終わりにがついているところが多いです。これは迷っている証拠でもありますから多ければ多いほど迷っている時間が多いというわけで、すなわち根拠の薄いトレードになりやすい、ということにつながります。

日常的にはこれらを頭の中でイメージするわけですが、そこにマークが多く出てくるときは実は、ここでトレードしたらだめなのかな、というサインが自然に出ているということなのですが、多くの人がそんなこと無視してしまって玉砕といったところです。

そうそう、この画像で特に手を加えているところはないのですが、しいて言うのであればコメントの文章が改行なしで書いてあったので(メモを使っているので仕方ないです)、私のほうで改行だけは見やすいように適当にしてあげてキャプチャーしてます。それから別場面でトレードしているのも添削依頼がありましたが、それは後日、そして他にもう1名の方からの依頼がありましたが、フォルダに格納されていつも大量なので、載せきれないということで載せていません。

で、さらにもう少し細かく見ていくと、あれ?と思った人はもう少し頑張ったらトレードが飛躍的にうまくなる可能性が高いと思いますが、とくにインジケータなどもないのにレンジでトレードしてないじゃん、というところがありますね。

そうなんです、こうやってなんとことないチャートではありますが、見方を知っていればというかチャートから得ることができる情報を的確に捕まえるようにすればきちんとトレードするこを控えることができるようになるということがわかる場面でもあります。

もちろん完璧に控えたり、あるいはレンジを抜けるのがわかる、なんてことはできませんが、最小限の被害で抑えることができるのです。

実際にはこのインジケータはいいですよ、とかで、ざっくりとしか効力を有さないものがほとんどです。これは当たり前なのですが、インジケータもプライスを基に計算し出力しているにすぎないためです。

その点に気づいてくれば、もうやることはひとつといっても過言ではありませんが、チャートの値動きをみてそれで判断していくということに尽きるわけです。ただし、その判断していくといっても場面場面で異なっては安定さに欠けることになりますから、一定の根拠をつくってそれに基づいて判断するというわけです。そして、理論だけではなく使いこなせるようになるということが大事になってくるわけです。

それともう一点あるのですが、これは地味に大事なことなのかもしれませんが、他人から教えてもらってこれができるようになっているという事実があります。これって意外に重要視されていないところでもありますが、プロ野球の世界では当たり前のことで、プレイで優秀な成績を収めた人が優秀な指導者になれるとは限らない。という言葉ありますが、これはまさしくその通りです。

若いときに塾の講師をずっとしていたので、そのとき痛感したというか、なるほどね~と思ったことがあるのですが、塾の講師というと難関大学在学中とかいうと見栄えがいいですし、親受けは抜群なのですが、だからといって教えるのがうまいのか?というとあんまりということが多々あります。なぜというとわからないことがわからないというなぞかけのような状況に陥りやすいためです。この講師が本領発揮するのはごく一部の頭がすでに良くてさらに伸ばそうとしているごく一部のトップクラスを相手にしたときだけというのは往々にあることです。
で、意外に圧倒的に支持を受けるのはそこそこの大学に通っている、といった講師がわかりやすくて人気がでるというわけです。

これは教えるという行為をした時にはなんでも当てはまるような気がします。

でも、これって実はわかりにくいというか評価が難しいところであります。

ちなみに私は超エリート大学卒なんて立場では到底なく、そこその大学通っていた凡人です。

 

 

 

 

 

 

 




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