コンサルを受けていただいている方のチャート添削の続き(自身がどの時間足のどの波を取りに行っているか明確にわかっていることが大事)

おはようございます。

アッというまに1週間は過ぎ、週末となりました。いつも通りであるのですが、息子はサッカーの練習に朝早くから妻付き添いのもと出かけており、私はというと、朝の4時半ぐらいには起床して、添削などして、さらには息子の出かけるための手伝いなどをしてから、さらに風呂掃除などして今にいたります。

そんなことお手伝いさんでも雇えば?というご意見の方もおられるかもしれませんが、自身ができるうちはやりたいところですので体が動かなくなったらまた考えます。

 

さて、今日もコンサルを現在進行形で受けてくださっている方の添削チャートとなります。今回は前日投稿の分とは違って、実際の過去チャートを回してそこでトレードをしたものです。

ここまでならいつもの感じなのでありますが、ここでご本人から良い質問が添えられていましたので、ご本人さんには直接返事は添削がてら終えていますが、こちらに転用したいと思います。

ご質問の意図でありますが、要約すると方向性は上と思っているのですが買い下がるのはどうですか?といった趣旨です。

これを禁じてとされるいわゆるナンピンだ!!と一刀両断にされる方もおられます。

私はというと、ある一定の条件下においてはやってもよいことだと思っています。

その条件というのは、

〇トータルでの損失額がご自身が決められている許容範囲に必ず収めること。

〇もとからポジションを複数に分けて持つことを想定していること

〇どの時間足のどの動きに載せてエントリーしているのか自身で明確にしていること、そしてそのシナリオが崩れたら即座に撤退することができること

といったことを考えながらトレードすることです。これらを考えないでやると単なるナンピントレードですからそれはやらないほうがよいです。

まずは一つ目ですが、いわゆる許容損失額といわれるものですが、これを守ってシナリオを組み立ててトレードしないと口座は絶対に破綻します。逆にいえば収まるのであれば、多少ラフなトレードをしても問題はないということにもなります。(適当という意味でのラフではなく、あまり一点集中しなくても、このあたり、という考え方ができるという意味です)

そして2つめですが、いつもは一つしかポジションを持つことしかシナリオ想定していないのに、突如異なる根拠でポジションを持つことはダメです。
典型例ではないかな?と思うのですが、フィボナッチを使っておしめ、戻りを探るときに一般的にフィボナッチの数値として38.2、50、61.8という数字が意識されます。
そしてこの3つがあるわけですが、いつもは50までプライスがきたらエントリーしようと考えている人が、突如38.2で一時的な反発を見てエントリーしてしまい、そこから50までプライスが来てしまって、さらにエントリー、そして61.8までプライスはきてしまったのでここでもエントリーというパターンです。

このエントリー方法が悪いからやめましょう、ではけしてなく最初からエントリーを分散してエントリーするシナリオを想定していれば別に問題があるわけではなくチャンスを有効に利用できています。ダメなのは急遽エントリー方法を変えてしまうことがダメなのです。そしてこれは一つ目と連動しているとも言えますが、急遽自身の想定シナリオと違ったところでエントリーを重ねていくと許容損失額はおそらくオーバーしているものと思われます。だからダメ!ともいえるわけですね。

そして最後でありますが、どの時間足のどの動きに対してエントリーして利益にしようとしているのか?ということをエントリー前から明確にご自身でしてからエントリーしなければ絶対にいけません。これはエントリー後、損切となった、ということとは全くの別問題です。損切になったのは単純に自分の考えたシナリオ通りにプライスが動かなかっただけのことであり、根拠がしっかりとあり、それに基づいてのシナリオを想定し、そしてエントリーしているのであれば何ら問題はないということになります。

これをちょっと考えていくと??になる人がいるかもしれませんが、大きな方向性に対しての逆張りになってもよいのか?トレンドフォローが大事だ!といってたじゃないか!となるわけですが、確かに最初は基本に忠実にではあるのですが、腕が上達してくれば、大きな方向性には逆張りでも調整波というのは必ず生じます。そしてその調整波中には小さなトレンドというのが必ず生じているわけで、この小さな波の3波目を捕まえにいく、というシナリオ想定をしてそれに基づいてトレードしているのであれば何ら問題はないということがわかってくると思います。もちろんそれに応じたストップの位置、想定している決済ポイントというのが存在するわけであり、それらを設定していくには大きな時間足からの一貫した分析というのが必ず必要になるわけです。

それらの視点で見てみると、今回の添削依頼のあったチャートはとてもよく見えてくると思います。これらの戦略ではありますが、あとは資金効率という点からみるべきところがあると思います。

ポイントを分散してエントリーしていくということは、損失許容額から逆算すると一か所あたりのロット数は減らさざるおえません。また、保有できるロット数をすべてこなすことができない場合もあります。これらは資金効率が落ちる可能性があるということでもあるわけです。

上記はほぼデメリットでありますが、その一方でちょっと書きましたがエントリーに関してはさほど精度が求められず気軽にエントリーできるというのはあります。これは方向性があってたら利益になるからOK!という考えができやすいということです。

この辺りはどの戦略をとっていくのか?というのはそれぞれだと思うのですが、どれがあっている、間違っているの話とはまた違います。そしてこれらを論じるためには必ず上位足の方向性を把握しておく必要があります。

そうなると大事なことはほぼいつもとおんなじということになるわけですね。

ちなみに私の場合ですが、基本的には分散してエントリーすることを前提に考えています。ですが、いつもそうするとは限りません。理由ですが小さな時間足まで落とし込む(時には1分足まで)と方向性が戻らずにエントリーするところもやってこないということがあるためです。

 

 

 

 

 

 




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