おはようございます。
お盆でお休みの方も多いと思われますが、私は先週後半にお休みをいただき本日は通常営業です。
暑さは?といえばアラートがでるほどの酷暑が続いているのは相変わらずという感じです。
そんな、お盆のお休み中だからというわけではないのですが、他人の失敗は蜜の味というわけで私のかつての大失敗をかいていくことにします。
そうそう、この失敗はFXのことではなく当時の実業でのお話です。
もう10年以上前になるお話でありますが、その時に仲良くさせていただいていたほぼ同年代のサラリーマンをされている方がおられました。
当時の私は自営で仕事をし、初めは仕事上の付き合いから始まったかたではありましたが、意気投合したわけです。
で、その人の持ってきた仕事があったわけですが、当然ながら本人はサラリーマンをしていますし、当時は副業なんで認められないご時世でしたから。私がやってくれないか?と話を持ち掛けてきたわけです。
で、最初は正直”どうなんだろうなあ”と思って聞いていたわけではありますが、まあ、その人が言っているというそんな素直に信用していいの?というぐらいであると思いますが、その意気投合している人の言うことを聞き入れ、さらには実質的にその仕事を仕切っていた方も紹介され、話を聞いたうえで、やることにしたわけです。
簡単に言えばその仕事をしていた人の資金量に限界があって、さらに発展させたいという話だったわけですが、話を聞いたうえでそこに旨味があると判断したわけです。
リアルな金額で言えば、その時は合計1400万円ほど資金を投入しました。
ですが、実際に運営していくとつぎつぎと不思議なことが起こります。少しづつ受注を抱えてそのための準備をしていくわけですが、当日になるとキャンセルの連絡どころか、連絡が取れなくなってしまうのです。
まあ、客商売でもありますから、こんなこともあるかもしれないと考えるわけですが、どうも様子が変です。そう思っていて、ちょっと調べ始めてみたわけですが、そんなある日、私がこの世を去るまで忘れることはないと思いますが、とつぜんその番頭として実質業務を担っていた人と連絡がとれなくなってしまい、会社としていた事務所にも来なくなってしまったのです。そしてその日には大きな予約を得ており、その準備のためにいろんな面で動いていました。
結果としてはその日の大きな予約を入れていた人は時間になっても現れず、連絡もなく、こちらから連絡も取れず、また番頭を担っていた人も連絡は取れず、さらにはそれ以降全く現れずといったぐあいです。
その時点でお客様に迷惑をかけたわけではなさそうだということが分かったのでそれはよかったのですが、どうやら注文などなかったことがたくさん上がっていたことがわかりましたが、同時にそのときは下請け業務も受けていたので、その親会社となるほうにも連絡しました。
そうすると、発注を受けた分で納品されていないものはなかったのですが、そのときはなぜだか全くわからなかったのですが、社長が激怒していたのです。こちらもまったく事情がわからないので、電話では埒があきませんから、そのときにいた若い子をつれてその会社を訪問し、こちらの現在の事情と激怒している理由を尋ねに訪れたのです。
当然、最終的な責任者は私でありますから、私が責任を負うべき必要がありますが、わけがわからぬままでは話が進みませんから、最初はこちらを見る時はにらみつけるだけの社長でしたが、こちらの現状を話をすべてして、何か粗相があったか尋ねてみると、こちらの立場を汲んでいただけたのか、激怒している理由をお伺いできたのですが、その番頭格のわが社の者がそのとき一時的に手に入れずらい原材料があり、親会社のほうも困っていると話たところ、私なら手に入れることができます、と持ってきたらしいのです。
で、その持ってきたものは模造品だったというわけです。まさかお世話になっている親会社に対してそんなものを持ってくるなんて常識的に考えを及ぼしませんし、タイミング的に渡りに船でしたから、それを使って商品化し、親会社は一部を納品してしまったのですが、それが模造品であるものを使っていることが親会社が相手方に納品後にわかったらしいのです。
それはミスだよね、といえば確かにそうなのですが、信用で成り立っていましたから、いつもよりチェックは甘くなっていました。で、社長は激怒し、その模造品はもってきたそのわが社の番頭格の人に当然ですが突き返したそうで、事務所に戻ってその人の机を探すと箱の底から隠されていた商品がでてきました。
それはさほど詳しくない私がみても見分けがつくぐらいの模造品でした。当然でありますが、経費として正規品を手に入れた伝票がありましたから、差額は・・・・・・です。
悪いことは続くもので、他の社員もいましたから、運営は続けていましたが、どれが本当の話で、どれが作られた話なのか、私のほうではその時点では判断が難しいところでした。ということで、連絡もせず、出社もしない本人と連絡をとり、今後はともかくとして事業内容の精査が必要なわけですが、それをするためにも紹介して、自身がサラリーマンということで表に立つことはできない紹介者の協力を得て、合いたいところではありましたが、その紹介者に話をするものらりくらりで話になりません。
番頭格の人とグルでないことはわかっていたのですが、面倒なことに巻き込まれたくないというのは明らかでした。
そして、親会社に対しては会社としての責任も負わなければいけません。かつての番頭がやったことだから知りません!というわけにはいきませんから、損失額は正直計り知れないことは容易に想像できましたが、その時は示談金として200万円をお支払いして、ことを収めていただきました。
こうなってくると、もう、私のほうも限界が近いのが正直なところでした。紹介者は最初は調子のよいこと言ってましたが、かんぜんにひけ腰になっており、力にならず、親会社には当然ですが取引停止、直接注文なども実はほとんどない状態といったところで借金のみを残して撤退したわけです。
こうやって思い出ではありますが、書いていると私は自身はあほだね~と思うわけでありますが、同時にだれかをだますことにならなくてよかったとも思うわけです。
欲をかいたからだ!、とか、簡単に信用しすぎ、とか、騙すほうが悪い、とは騙されるほうが悪い、とかお前にセンスがないせいだ、とかいろいろ意見はあると思います。
多額の借金のみ残りましたが、こちらは返済をかなり前に終えており、今は残っていませんが、紹介者とも今は当然ですがやりとりもありません。
そこで改めて一人で稼ぐほうが楽でいいよな、と思った次第でもあるわけですが、それは今も変わらず、また人としてはだますよりだまされるほうがよいとも改めて思った次第です。
しかし、ほんとにあほすぎる私ですが、さすがに今は経験値も増えて同じことにはならない、と思いたいです。
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