シンプルと簡単とは全く意味が違う

おはようございます。

３連休だった方もおられると思いますが、いかがお過ごしでしたか？

私は海外がお休みでなければ通常運行でありますが、やはり時間の流れは少し緩やかになるのが祝日です。

いつもはチャートが止まっている週末はちょっとゆるりとというかふわっとした感じでFXにふれるような感じで記事を書いていますが、今回はその週末に記事の更新をしませんでしたので、今日に書きたいと思います。

ということで、自身のトレードチャート解説やコンサルを受けていただいている方の添削チャートを今日は載せません。
さて、今日のタイトルでありますが、まずは商材販売をされている方を擁護するとか、そんなことではありません。あくまでも立場は中立であることを前提読み進めてください。

まずはシンプルという言葉についてです。これは主に手法を端的に一言で表せ！となると比較的でてきやすい言葉だと思います。実際に私も普段から使っている方法も、ここに収束するかなとは思いますが、ダウ理論をメインに用いているということは高値安値に注目しているということであり、ただ、それだけ、とも言えますから、シンプルなんだと思います。

これについては、難しくしても仕方ないのかな、と思うところであります。その最たる理由は、難しくしても勝率は上がらないということにつきると思います。あと、あまりがちがちにルール固めをすると身動きが取れなくなってしまうという側面があります。これはチャートは似たような形状は現れるけど常に寸分狂いなく同一であるということがないためであります。

で、次に簡単に○○という言葉です。
よくありますよね、セールストークとして

初心者も簡単に勝つことができます！！

みたいな感じです。私もかつては面白いぐらいこの言葉につられてました。商材を売るためにはそういわざるおえないのですが、当時の私はそんなこと全く知らずに・・・・というわけです。

で、ここで問題となってくるのは、シンプルであれば簡単であるというなんだか、理屈としてあってそうな気がするんですけど、実はまったく違うという思い違いをほとんどの人がしているという事実がここにあるように思います。

これはFXがどうのこうのというよりも、世界でも難しい言語に属する日本の言い回しの妙といってよいかもしれません。

改めて書いてみれば、ほとんどの人が気づくわけですが、このシンプルという言葉と、簡単という言葉は、表現しているものが全く違うものであり、同じわけがないんです。
でも、なぜだかしらないですけど、シンプルで簡単なんです！なんていわれると、特段疑問に持つこともなく、どちらかといえばそれらの言葉に惹かれてしまうぐらいの感じになるわけです。
まあ、この言葉を使う側も魅力的に響く言葉であるということをわかってあえて利用しているというのもありますけどね・・・・・・。

でも、これがなんとなくでもわかったとしても決して触れてはいけないところなんです。

ある立場の人からすれば生命線ですからね。

そうなってくるとどうすれよいの？ということになりますが、シンプルな考え方をしても、それを習得するのは簡単であるという考え違いは訂正しないといけないということになるわけです。

もちろん無駄な努力をする必要はまったくないと思いますが、それなりの努力をしないとできないよね、と思っておいたほうがよいということになるわけです。

それになんとなくでも気づければまだよいのですが、このFXという世界は、人の欲望に直結しているためか、ほとんどの人がなんだかんだと欲に負けてわかる前に退場していくという厳しいというか世知辛い世界ということであるわけです。

思違いをするように、するように誘導している人が多いのも問題だとは思いますけどね。