多くの人がやってしまう時間足を混ぜて分析をしてしまうこと

こんにちは。

２，３日前にやっと秋らしくなったか？と思わせる風が吹いたりしましたが、また残暑厳しい日に舞い戻ってしまいました。

といっても、夕方に毎日、犬の散歩に出かけるわけですが、確実に秋が深まりつつあることを感じたりしているわけです。

今回のチャートはユロドルです。時間足は５分足チャートになります。

なんてことはないチャートです。引いてあるMAはSMAの２０で、MTF対応のインジケータを使って５分足、１５分足、１時間足のものを描いています。

普段からMT4をつかってトレードしていますので、MT4のチャートですが、これにも特別な意味はなく、お好きなのを使ってもらったらよいと思います。

法人口座でのトレードですので、わざわざ手間のかかる海外口座での日本国内法人での登録をしてあるAxioryのチャートです。

お勧めでリンクを張り付けてはありますが、だからといって義務でも強要でもなくという感じですから、どうぞご自由にといった具合であり、たとえば違った証券会社などをつかうとトレードできなくなりますよ、とかそこまで微細なトレードそのものをしてないので、できたらどうぞ～といった感じです。

そしてMAを入れたチャートでありますが、これが何を意味するか？でありますが、皆さんご存じのとおり、ダウ理論、それからそこから発展してのエリオット波動大事だよね～というのは私だけでなく一般的によく言われています。だからこれも特別なものではけしてありません。

でも、実際にはなかなか使いこなせないというか、あとから見ればそうみえなくもないかな？といったことを多くに人がやっているものでもあると思います。

そして、これは説明する人も悪いと思うのですが、できたチャートからやるもんだからなんとなく波を描いて、こんな感じでしょう、なので、結果としてだれも理解できないというか、厳密にいえば理解しても仕方のないものができあがったりしてしまうわけです。

で、ここで終わってしまってもよいのですが、それだとなんだかわからんが、吠えてるだけ、という代物になってしまうので、それを解消しなければならないということであくまでも一例ではありますが、ここで表示したわけです。

これが絶対！というわけではないと思います。ほかにもやり方はあると思うのですが、特別なインジケータも必要もなく、みなさんが知っていることをただ整理整頓して使いこなせるようになるだけですぐにできてしまうと思います。

どういうことかというと波をとらえる作業というのは高値安値の更新を見たり、あるいは〇波目に現在位置しているであろう、と考えるのにとても大事なことです。それならばどのように波をとらえるか？でありますが、それを２０ＳＭＡとの位置関係でとらえていくわけです。ＭＡにうねりが生じてない瞬間的な上昇や下降は全部無視します。ただし全部無視といっても、時間足を短くすればうねりがでてきますから、ここでは長時間足では波がでてなくても短い時間足ではうねりがでて波があるということになるわけです。

そして、２０ＳＭＡを利用して判断する場合には気を付けたいのはかならずそれらの波は一つ上の時間足ぐらいの波をとらえるために利用しているということを忘れないことです。

で、波を発生させていない時間足というのが当然あるわけで、これは方向性に影響を与えていますが、トレードにはさほど影響を与えていない＝トレンドフォローで流入してくるものが少ないということがわかるわけです。ということは自身のトレードでのエントリーチャンスにあまり影響しない時間足をみているということが勝手にわかるわけです。

よく○○時間足を見てトレードしましょうね、とか見たことありませんか？私もずっとそれに影響されて引きずっていました。でもトレンドフォローするんだから当然押し目戻りからのエントリー場所を探すわけですが、そのためには波が必要なわけです。そうなると大事なのは時間足でなくて波が発生している時間足が大事なんだということに気づいたわけです。

で、さらに添付のチャートを見てみるとわかると思いますけど、大きな波の中に小さな波が存在するということです。これに例外はありません。ということは大きな３波目の中の小さな３波目なんかねらったりすると、かなり効率よいんじゃないのか？と気づいたりする人もいると思います。

ただ、見ていると、とても残念なことでありますが、見ていると大きな時間足と小さな時間足の高値や安値どおしを結んでトレンドラインを描いていたり、チャネルラインを描いていたりとしているのが散見されるわけです。これはとても残念なことではありますけど・・・・・・ね。

ちなみにこの考えを発展させるだけで、自身がどの時間足のトレンドに載せて利益を得ようとしているかを認識できて、かつどの時間足に対して逆張りなのか、あるいは順張りなのか、の認識をしっかりとしてのトレードが可能になりますし、そうなるべきなんです。

そしてしっかりとしたいつも統一した根拠に基づいて判断できているからブレないということにもつながるわけです。

それからですが、これができてないと全部偽物？というのはあまりにも短絡的かもしれません。その他の考え方、見方で補ってトレードの成績は常にかなりのプラスという方もおられると思いますからね。そんなすごい能力を持たないであろう私が、なんとかしてプラスを維持したいと思ってやっているだけのことです。