チャートの波なんてとらえることなんてできないし、後付けでどうにでもなるよ、ね?

おはようございます。

本日は日曜日ということでチャートは止まっており、トレードも当たり前ですができず、外は良い天気ですから、出かけたいところではありますが、この3連休も息子はサッカー三昧ということでそれにお付き合いするわけであります。

それでは、休日ですのでいつものゆるめのFXネタを中心に話を進めていきたいと思います。

 

今日のサンプルとして載せたチャートですが、ゴールドドルの5分足チャートです。いつも使っているものではないのですが、説明のためにインジケータを新たに入れてみたものです。

インジケータといっても単純移動平均線の3本を出力したものであり、マゼンダ色のものは5分足のもの、黄色は15分足、そして白色は1時間足のものを出力しています。

本題に入る前にいきなり脱線しますが、よく確定足で判断しましょう、というを聞いたことがあると思います。ここに異議異論をはさむつもりは毛頭ありません。なのですが、例えばこのチャートの白いMAは1時間足のものです。5分足で表示すれば12本分のろうそく足が必要ということになるわけです。必要になるということは、その間は確定しないということになるわけですね。そして確定しないということは動くということでありますから、もし1時間足のMAの反発でエントリーしましょう、なんてことになると、あれ?矛盾してない?ということになるわけですが、それはね・・・・・・・・、ということになるわけです。
ちなみに疑似的に数値を足したり引いたりしてラインを出力することもできますので、こちらでやればいいんじゃない?となるわけですが、確かにそうなのかな~なんて思ったりしますけど、たとえば5分足チャートに4時間足あたりのものを疑似的にだすと、少しずれたところをラインは走りますから、その点を承知したうえで利用したほうがよいと思われます。が、一般的にはそんなアナウンスもなく・・・・・といった状態です。

といきなり脱線から始まりましたが(以外に脱線させてまで書いているということは大事なことだったりするわけですが)、このチャートをみて、どう思います?まあ、大きな方向性は上だよな~ぐらいならだれでもわかることです。できたものを見ているわけですしね。

あと、そうそうこのチャートですが、この記事を書いているときに切り取ってきた最新のものですので、皆さんが自身のチャートだあーだ、こーだしたいときは直近のチャートになってますからご自身でこねくり回すことはとても良いことだと思います。

それから書き忘れてましたが、MAはすべていつもの単純移動平均線の20です。(以下20SMAと記します)

大きな時間足から見ていこうね、と言われますからその通りにしていきますが、まずは白い20SMAを基準にしてみていきます。MAに上下動のうねりも生じていませんし、きれいな上昇を描いています。いいかえればうねりもないわけですから一方的な上昇局面ということができますね。そして念押しで付け加えておくと1時間足20SMAを基準としてみているわけなのでこの動きは4時間足相当レベルの動きだねということがMA1本でわかるわけです。

それでは時間足を落としていきますが、次は黄色MAです。これは15分足MAを表示させています。ここで注目してほしいのは黄色四角の2つです。ともにプライスがMAを一時的に割ってきています。割ったから押し目だね!なんて判断でもよいかもしれませんが、私の眼には一つ目は押し目とは水一時的な下落、二つ目は押し目かなという感じで見ています。ではここの違いはなんだろう?でありますが、黄色MAの動きに注目しているわけで、一つ目はうねりがなく、2つ目はうねりが生じています。このことから一つは押し目でなくて2つ目は押し目としてみることができるよな、という判断をしているわけです。ちなみに15分足MAでの判断ですから1時間足相当の動きということになるわけです。

最後がマゼンダ色のMAです。これは5分足の20SMAです。今回は先に言っておきますが、15分足相当の動きであるという認識をしているわけです。そうすると面白いことに気づいた人もいるかもしれません。一つ目の四角には高値安値の切り下がり切り上りもなく、ただのレンジのような動き、二つ目の四角には高値安値の切り下がりが見られるわけです。

読み直してもらうとよいのですが、たしか黄色15分足でみた1時間足レベルでの動きでは一つ目は押し目でもなんでもない上昇中の動きです、といったことに対して2つ目の四角はうねりがあるからおしめと認識できますね、なんていっていたことを思い出してください。

それから、これは一般的知識としてトレードは押し目戻りから入るのがセオリーです、なんていうのがありましたね。それはその通りなのですが、実際になかなかできなくて苦戦し、インジケータなんかをいろいろ購入したり、あるいは手法を購入したりするわけですが、(私の場合はそんな基本的な理屈を勉強するのを最初は面倒であちこち手をだして大金をはたいていた大馬鹿ものであります)、実はMA1本でできたりする?というわけです。

さらにもう少し説明しますが、今度は波をとらえていくことにしましょう。白MAでは波がまったくありません。これはない、だから強いという判断でよいわけです。ないものをあることにはできませんし、する必要もありません。

黄色MAでみたらどうでしょう?前後は切り取ってしまっていますからそこは判断できないとして、上方向の大きな1波目のあと、調整の2波目が発生、そして3波目が発生しているね、という判断ではないかなと思います。(実際には波の大きさを比べてあまりにもバランスが悪い場合には一つとしてとらえたほうがいいかななんて考えることができる場面もありますが、今回はそんな難しいことはなしです)

それでは次にマゼンダ色のMAでの判断です。最初から追いかけていくと黄色四角で囲った前からになりますが、一度安値を割ってきてプライスは再び上抜けし、最安値はそのままですが、そこから高値更新をしていきますので、最後の押し目はそれにともなって上昇していきます。これはMAのうねりを追いかけていけばよいわけです。そして2つ目の黄色四角の中となるわけですが、ついてきているはずの最後の押し目を下抜けしてきていませんので、これで判断すれば方向性は上を維持している状態ですが、高値安値の切り下がりが生じています。この切り下がりにはMAのうねりを伴っていますから、15分足相当の動きとしてこれだけを見れば下方向ということができるわけです。そしてその波は3波が発生しており大きな調整波の中にさげの3波が発生しているとみることができるわけです。人によっては5分足20SMAを基準としたグランビルの形が出現しこれが5波目かもしれないという判断ができるわけですが、これはどちらもありそうだよなあ、というレベルの分析でいいわけで、言い換えればそこまで待ちなさいよ、と実は言われているようなものでもあるわけです。そして調整を終了し、さらには最後のもどりを上抜けすることにより、再び上方向となるわけで、そこの押し目は黄色MAで支えられて再上昇しているわけで、この動きを強く意識している人たちが相場を支配しているということになるわけですが、特段特別なことを考えているということはないことがわかります。そしてプライスは再び上昇するわけですが、そこからはマゼンダ色のMAも押し目がしばらく発生しません。これは調整を経たことによりそれまでの上昇の力が蓄えられて、それを一気に解放しながら上昇しているんだね、ということになるわけですが、実際には強いといってもこの途中で適当にエントリーするのは危険極まりありません。理由は根拠あるストップまでの距離がながくなるのと、その根拠そのものが怪しくなるためです。

で、ここからさらに気づいてしまいましょう。初心者のころMAのゴールデンクロス、デッドクロスでトレードしましょう、なんて聞いたことありませんでしたか?そしてしばらくするとそんな単純なことでは相場に勝てないよ、というのも見かけてそんなもんなんだ、やっぱり複雑な計算をしたインジケータを使うべきなんだ!なんて思わされたりするわけです。(これは私だけ?)

実はそうでなくて、クロスだけではたしかに危なっかしいのですが、(とくにレンジの時はめちゃくちゃやられます)、きちんと他の根拠があればそれだけに頼るのは絶対にダメですが、根拠の一つぐらいにはなるよ、というのが実際の姿です。そして、その根拠というのはインジケータがどうのこうのでなくて、値動きそのものを根拠にすることができるというのが、これまた誰も教えてくれないことなのです。(そりゃ、教えるわけありません)

こうやって考えていくと波というのはどこかの時間足でほぼ生じているものです。そしてごくまれに全く波がないなんてことがあります。その時は手を出してはいけないということもこれまたわかりやすいわけです。

波は後付けだからできることなんて言うご意見もあります。人にはいろんな意見がありますしね。完全否定!なんてする権利もありませんし、そうなんだね~と思うぐらいです。それはそれでよいと思いますよ~、ぐらいです。でも私的は明確な根拠に基づいての波を探して、それをもとにトレードを組み立てたほうが楽なのでやっているだけということなのです。

ちょっと今回は字数多いので、箇条書きにしますが、MAを基準としたうねりをとらえていけばその頂点を結べばチャネルライン、トレンドラインも描くことができます。そしてこの利点としては同じ判断でラインを描くことができます。そして、最高値、最安値を常に意識することになりますから、そうなるといつも同じことを基本としたフィボナッチも描くことができるということになります。

最後にこの方法をつかう中であえてよくないところを書き記しますが、その見ている時間足そのものの分析をしているわけでなく一つ上の時間足のことを分析しているということを忘れないことです。そうしないと時間足がいろいろと混じった分析になってしまって根拠があやふやになってしまいます。基準がないと時間足は混ざりがちでろくな分析にならず、やーめた、につがるわけです。

まあ、もっと他の利点というか、気づいたことというか、あるのですが、書き記すと大量すぎるので今回はこのぐらいにしておこうと思います。

 

 

 

 




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