当たり前すぎて、ほとんどの人が言いもしませんし、なのに理解していなければトレードは永遠にうまくもなれないこと

おはようございます。

今日は朝から快晴です。
人によっては3連休でありましたが、わが家でも週末はサッカー三昧であった息子が眠そうな顔をして学校に出かけていきました。
ちなみに今日は学校から帰ってきたら友達とバス釣りの約束をしているようです。
危険と隣り合わせなところもありますので、止める止めないのさじ加減が難しいところであります。

あれ?前週末の更新がなかったね、というところでありますが、私と言えば金曜日の夕方から日曜日の深夜にかけて信州のほうに出かけておりました。愛犬や娘やらその友達やらを連れての旅路でしたが、旅というよりもほぼアテンドしていただけという今回の度でありました。ということで一切PCを見ることもなくといった具合です。

と、昨日については相場は開いていますから通常運行であったわけですが、土日をお休みさせていただいた代償といっては失礼にあたるかもしれませんが、添削依頼などがかなりの量(具体的には7週間分ぐらい)たまっており、それをこなすのに精いっぱいというわけで今日になった次第です。

それでは前週末のお話はこのぐらいにして、FXのことについて書いていくとします。

今回はほんと大事なんですけど、当たり前すぎてほとんどの人が触れることもなく華麗なぐらいスルーしている内容です。どのぐらいか?と言われたら、今までこれを端的に説明している人はyoutubeの数多くの動画の中で見ていてもわずかにひとりだけでした。それでも、気づいて動画にしている人がいるということはすごいことなんですけど、さすがにわかっている人はもう少しはいるとは思います。いわゆるただ、言わないだけ、だと思います。

実は以前にも記事として振れたことはあるのですが、改めてということで、皆さんはプライスが動く根拠ってなんだと思います?
ちょっとざっくりすぎる質問ではあるのですが、面食らうぐらい基本的なことですね。

すぐにわかりますよね?

 

そうです、プライスの動きを左右しているのは、かなり大まかにいうと二つ、そしてそれをもう少し細分化しても全部で4つしかありません。

○新規ポジション建ての買い
○新規ポジション建ての売り
○決済としての買い
○決済としての売り

いきなり細分化して書いていますが、わずかこの4つのみでチャートは動いています。実質的には買いと売りの2つだけです。

これらの行動から相場は動くわけですが、上下に動く根拠としてはこれらのそのときの金額の多数決で上下動が決まるわけです。(いつも注釈で書きますが、人数ではありません、金額です)

つまりは、インジケータがこうなっているから、とか、フィボナッチの数値がここにあるから、とか、一切合切全部関係なくて、ただ売り買いのバランスの変化によってのみチャートは動いているわけです。そして異なる面から見れば、これでしかチャートは動かないわけです。

それならばテクニカルとかファンダメンタルとか全く関係なくて相場はランダムウォーク理論に基づて動くということになっていくらテクニカルを勉強してもしかなないことになるよね!!!
という、一見、理がかなっているようでいて、単なる暴論とも思える理論を振りかざす人もいるかもしれませんが、それはちょっと早合点というか思慮が浅いかもしれません。

チャートが動く理由そのものは書きましたが、その動くきっかけを作っているのは人であり、人が組んでいるプログラムなどです。そうなると何かしらの認識や常識というのがそこには絶対に介在しているわけで、それがフィボナッチの数値や、あるいはどのMAを使ったら一番反応するのか?ということになるわけです。

そうなると、どういうこと?になるわけですが、その人々が何をみてどう反応するのか?というのをチャートを見ながらそのポイントを探していくということになるわけです。たとえば、フィボナッチを例にあげれば、戻り売り、押し目買いのポイントとして一般的に使われるものですが、数値としては31.4から61.8の間に戻ってきたら押し目戻りになりやすいよね、というのがあると思います。黄金比なんて言葉もありますが、これも見方を変えていくと、単純にフィボナッチというものを習うと、このように数値を知ることができて、皆の意識がそこに集まるからそうなるというわけであります。
で、たとえば61.8付近までもどってきたプライスを戻り売りをしたいと考えているとしましょう。そうすれば売りポジションを立てるわけですが、そのポジションが多くなるから下に再度いくわけです。ならば61.8を超えてきたらどうなります?

ピッタリその数字でというわけにはいきませんが、超えてくれば、売り仕掛けをした人たちの損切が発生するわけですが、売り仕掛けの損切は買いとなるわけですね。さらには上に超えてしまっているわけですから、ここから売り仕掛けを大量に新たにしてくるなんてことはないですから、当然下にはさがりにくくなるわけです。

と、フィボナッチの数値についての理論はともかくとして、これだけの説明をすることが実はできたりするわけです。というか、実はここまで説明できるになっていないとダメなんですが、実際にはここまでやると面倒なので、実際には私はフィボ使いで38.2から61.8に入ってきたら戻り売り場面ですよ、という言葉だけで終わるわけです。

フィボナッチを否定しているわけではけしてなくて、重要な判断材料の要素の一つとして数えることができますが、これだけではダメであることわかってきましたね。だって、一つの要素にたとえば100人が判断するとすれば二つあれば200人が同じ反応をすることになります。そうなれば、そのあたりでの下がる根拠としてはより有効になるわけです。
ここで、根拠にしていきたいといえば、例えば下げの3波目となるだろう、ということを分析から見ているということも重要な根拠ですね。そして3波目がわかっているといえばエリオット波動を根拠としてみることができないといけないということにもなるわけです。

で、さらにさらに突き詰めると、このトレードの根拠というものについてですが、なんか不思議なものとか独自の私だけ、というものはなんの役にも立たないということにもなってきます。そりゃ当たり前のことです。プライスの動きのもとは二つだけ、そしてその二つを多数決で判断しているわけですが、その多数決は多くの金額を集めることによって決まるということになるわけですから、多くの人が知る理由によって動いていると考えることが自然です。

これらの視点をもってチャートを見ていれば、どこで参加者の方向性の認識が変わるのだろう?というのがおのずと見えがちになりますし、どこまで利益は伸ばせるだろうというのも大方であってもシナリオ想定はできるようになってきます。

いいかえれば、これができないからこそ、みんな苦しんで、右往左往して、終わるのだろうと思います。そもそもとしてどこが大事なところなのか気づかずにいるのが多いというのが現状ですから、そりゃいろんな意見もでてくるよね~といった感じでしょうか。さらにはこれらを声高にはほぼいいません。だって、これらを言ってしまったら独自開発した新ロジック、とかインジケータ、とか独自の発見!なんてすべて色あせてしまう可能性が高いよね、と私は思っています。

結果としては、ごくごく基本的なことを頑張ってやりこんで身に着けていく、これしかないんだと思います。

ちなみにコンサルなんてものを細々とさせていただいていますが、年を増すごとに手間暇かかりすぎになってきているような気がしないでもないです。やらねばならぬことはさほど変わらないと思いますが(新理論なんてめったに生まれませんからね)、習得方法をあれこれやっている分こちらがかけてあげなければいけない時間がどんどん増えているような気がするのは気のせいだといいのですが、そんなことは決してないと最近気づかされています。

 

 

 

 

 

 




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