その移動平均線(MA)に反応しているように見える理由を考えたことはありますか?

おはようございます。
今日も暖かくなるようでありますが、同時に雨も午後から降ってくるようであります。
三寒四温の状態でありますので、来週ぐらいは一時的に寒くなるようですが、春へ急速に近づいています。

さてと、今日は誰かの添削チャートであったり、解説チャートを載せるといった形ではなく、単純に気づいている人は気づいているよね、といった内容になるかと思います。
私も、以前はやみくもに反応するMAを探し出して、そのMAに基づいてトレードしている時期がありましたが、ではその反応するという現象はなぜ起こる?となるわけで、そこまで考えてみるとまた一つチャートが異なって見えるようになるかもしれないと気づいたわけであります。

これを見て”おや?”と思った人にはぜひ手を動かしてほしいので、今回もあえてチャートは載せないでおきますが、まずは単純にチャートはなぜ動くか?というところからになるわけですが、これは何度もいっているとおりでありまして、売り買いの資金量の多数決によって上下の動きが決まるわけです。そしてその資金を投入する行為というのは、何かしらのきっかけをもって投入していくというのがチャートが動く原動力であるというわけです。

それなら、チャートが動くポイントとなるところを探るにはその資金を投入するきっかけとなりそうなところを狙っていけばよいよね、ということになるわけですが、まさしくその通りなわけであります。そこで、例えばでありますが、

○1時間足20SMAに対してプライスは良く反応しますよね

といったことがあるとします。(実際に反応していることが多いとは思います)
これは単純に20SMAは世界中の人が見ているMAだから・・・・・なんていうごもっともな説明がすぐにでてきますが、これは間違っています!なんてことはなくてまさしくその通りであります。ただし、この反応します、という現象は単純にそれだけなのか?とすこし考えてもよいのではないかな?と思う次第です。

そしたらそこに15分足75SMAを入れてみるとどうでしょう?

”あれれ?よく似たところ通っている”

になりませんか?
これは当たり前と言えば当たり前でパラメータを少しいじって時間軸をかえただけですから、近似値であれば似たところを通るのは当たり前の現象です。そうなると世界中には15分足75SMAでチャートを見ている人もいるわけです。なにも不思議な数値でもありませんし、これは十分に考えうることです。
こうなると、そのあたりを意識している人、つまり1時間足20SMAと15分足75SMAを意識している人、というのは格段に増えますから、より動きやすくなるということになるわけです。

このような視点をもってチャートをみていくと注目されやすいポイントというのが選別できるようになってきます。
でも、これって残念ながらほとんどの人はいいません。長期足から分析していきましょう、とはいうのですが、実はMA的に重なっているところがあってここに注目があつまりやすいよね、までは言っている人は皆無といってよいと思われます。チャートを見てもすべての事象がリンクされずにぶつ切りで見ているだけという状態なわけです。

これは非常にもったいないことですよね、だって同じことをしているのに、最終的に導き出す答えはわずかな差で違うわけですからね。

そしてここにもでてくることではあるのですが、特殊なインジケータや少数派のインジケータを使ってもよい結果は生み出しにくいし、だれも見てないから反応もしづらいということがでてくるわけです。

まあ、ほかにもそんなMAはありますから、明日から週末でいつもどおりのお休みということでチャートをいじくりまわすにはよい時間でしょうからやってみてください。

 

 

 




 

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