FXは自分らしく自由に生きる手段ではなく自分勝手に生きる手段といってよいかもしれません

こんにちは。

今日は朝から快晴であり、近くの小学校では卒業式のようです。
そんな日ではありますが、朝からバイトがあるのに寝坊気味な娘をバイト先まで送り届けて自身のするべきことをたんたんとこなしている状態であります。

さてと、今日はFXの具体的などうのこうのというよりも、もう少し大きな概念でとらえていきたいと思います。
よくFXで生活することは自由である、とかまあ聞こえのよい言葉を並べているのが世の常ではないかと思います。

これについて異議をとなえます！なんて、仰々しいものでもなく、なんでもよいといわれたらそれまでのなのですが、サラリーマン、自営業、そしてトレーダーを経験してきた私にすると自分らしく自由に生きるというよりもさらに一歩進んで自分勝手に生きる手段といってもよいのではないかな？と思う次第であります。

”そんな言葉尻をとらえるようなことやめたら？”なんていわれそうでありますが、意外に中身は違うと私は思っている次第ですからこんなことをわざわざ書いているというわけです。

まずはサラリーマンでありますが、簡単にざっくりといえば自分の持っている時間を切り売りしてそれで収入を得ているわけですから、いろんなご意見はあると思いますが、基本的には短時間でいかに稼ごうか？とかんがえるよりも、いかに手間を省いて上司に怒られない程度に仕事するか？ということを主に考える立場であるわけです。

そして、つぎに自営業でありますが、こうなるといかに手間を省いて同じ時間をかけるならいかに多くを稼ぐか？ということに焦点を置くわけであります。ですからサラリーマンと似ているようでいて実は全く違うということになるわけです。

ただし、自営業をしてみるとわかりますが、人とのかかわりをまったく絶って収入が成り立つなんてことはほぼないといってよいと思います。そうなれば相手の時間に合わせる必要や、意外に多い人とのかかわり（サラリーマン時代に人との関わりが嫌になって、自営業をされる方がいますが、ほとんどの人が実はサラリーマン時代よりも人間関係で苦戦すると思います）ということで、周りの人があってこその自分ということになるわけです。

で、最後にトレーダーでありますが、これを仕事としてみた場合には他人とのかかわりなど全くありません。たとえば小売業をしていると、荷物の運搬をしていただく業者様とかかわりを持つようになりますが、これはきっても切れません。そしてトレーダーにはそんなことさえもないわけであり、お客様との会話なども皆無です。そもそもいませんからね。

そうなると、自由に生きる手段というよりも、自分が思うように勝手に生きることができるようになってくるわけで（周りに合わせる必要がなく、しいて言うなら相場に合わせるぐらいですが、相場は人ではありませんしね）タイトルだけバン！と書いてしまうと、なんだかあまり良いイメージではないようですが、実はそんなことはまったくなく自己のペースと、考え方でどうにでもなるということになるわけでありますが、これには同時に責任もあるということは忘れてはいけないところであります。

つまり他責の考え方を持ちやすい人だと、どうしようもありませんが、自己完結でなんでもこなしてしまう人にとっては天職であるかもしれないわけです。

よくトレーダーになるには自己管理能力が重要です！なんていう案内をしているときがありますが、こんなことをわざわざ言っている時点ですでにアウトなのであり、これを読んでそうなんだ～、どうしようかな～？なんて言っている時点で同時にアウトであるというわけです。

そんな段階の考え方で勤まることはないということです。

もちろん、人というのは変わりますしね、努力をする方もごくわずかですがおられます。そういった方を否定するつもりは微塵もありません。

年齢、性別、学歴等々、世の中で生きていくうえで物差しになりそうなものは一切合切関係ないのがこの世界ですからね。厳しい世界といってよいかもしれませんが、それだからこそ自分勝手に生きることができるといってよいのかもしれません。

ちなみに私ですが、特段サラリーマン時代は人との関係性が嫌になったなんてこともなく、営業職バリバリでした。しいて言うなら、努力して数字をあげても、上司に横取りされまくったのがなんだかね～という感じぐらいでしょうか。ですから人とかかわるのが嫌いとか、嫌になったとかまったくなく、自営の時も驚異的な売り上げを一人であげてましたが、どうやっても天井が見え始めたことからFXの世界に入っただけです。