なぜ人はトレードを自ら難しくしてしまうのでしょう？

こんばんは。
本日は朝早くは雨が降っていない状態でありましたが、いったん振り出した雨は今も降り続いているような状態です。

今朝は早くからちょっと別件での仕事がありまして、ほぼ往復６時間ほど車を運転していました。仕事がらみではあったわけですが、ほぼドライブすることが仕事のような状態で、目的地には１時間ほどいただけの一日でありました。

さてと、FXに関してでありますが、皆さんのトレードスタイルってどんな感じなんでしょう？
私はというとデイトレから少しそれよりも長い感じのスタイルを目指しているわけですが、ひとそれぞれ、いろんな考えをもってやっているわけだと思います。

ですので、どれがあっていてどれが間違っているなんていうことは区別できないと思うのですが、ただ考え違いをしていて？いや、させられていてうまくいかなという方もおられるように思います。

まずは多くの人に人気があるスキャルピングでありますが、上手な人というのはいると思いますので、絶対に間違いではありません。ただし、みんなができるようになるのか？といわれるとかなり疑問マークが点灯します。

もとからもつセンスというか、反射神経といってもいいのかもしれませんが、要求されてきますし、中にはカンが必要とはっきり言っている人もいるぐらいですからそのぐらいシビアな世界であります。
また、証券会社の利益の上げ方を考えただけでもスキャルを違った意味で一押ししてくるのは当たり前のことであることは明白です。これは単純に手数料商売でありますから、手数料を多くいただこうと思えば単純に回数を増やせばいいだけ、そしてさらにノミ行為をもし行っているのであれば、適当なトレードを繰り返せば返すほどたたのカモというわけで勧めるのは当たり前のことなのであります。

そして、これは私事でもあるわけですが、年齢も５０歳を超えてくると、反射神経は鈍くなっているのが実感できますし、老眼も進む一方で目が疲れやすいといういわゆる老いに立ち向かえていないということがあるわけです。そして将来的に続けることができないと老後生活にも影響をあたえるということがありますから、自然とわりとゆったりとした時間でトレードするというのがあります。

あとは長時間足になればなるほどテクニカルは効きやすくなります。
これらのことを踏まえて、私のスタイルそのものもデイトレからそれより少し長いものとなっているわけです。

ちなみにスイングトレードというのもありますけど、これはストップまでの距離がメンタルに影響を与えそうなのであまり積極的ではありません。

そうなると１時間足とか４時間足ぐらいの時間足の流れに沿わせたトレンドフォローというのがいちばんしっくりくるわけであります。

ここで、絶対にでてくることと言えばトレード回数についてです。私は今現在ではそれほどトレード回数にこだわりはありません、よくいえばできるだけ減らしたいぐらいであります。
実際に私のもとに来る方の中には毎日トレードしてこそトレーダーでしょ、みたいなノリの人が少なからずいるわけで、そうしないと資金は増えないし、私も納得しない、といったオーラ全開の人がちらほらいます。

でもですね、これって前提条件をえらい間違いでとらえていることから思考は実はスタートしたりしています。
トレード回数があるということはそれらのトレードはほぼプラスで終えることができるという前提で考えているわけです。実際には逆であって回数を増やそうと安易に考えるとそこは大抵マイナスが増えるわけで、そうするとたとえプラスが残っても手元残りが減ってしまうわけです。
これってトレードをする意味として本末転倒でありませんか？
資金を増やしたいのにいつのまにやらトレード回数を増やすことが目的となってしまっているわけであります。

そしてこれってポジポジ病ですよね、と指摘すると、ほとんどの人はムッとした感じになります。

そんなことはありません！根拠に基づいてトレードしているから大丈夫です！！なんて感じではあるのですが、実際にはそんなことはなくただのポジポジ病なんですよね。

このことは実はきちんと練習をしていても知らぬ間に考え違いをさせられていることがあります。
過去チャートを回して練習をして、プラスになるようになっているのに、実弾でトレードするとうまくいかない、なんてことがあるわけですが、過去チャートを回している時というのはスピードを上げているはずなんです。これは時間短縮にはとても有効というかこうするしかないですから、それは良いのですが、実際にリアルのチャートになれば時の流れを速めることはできません。そうなると待ちきれなくなる人がどうしてもでてきて、練習ではうまくいくようになってもその通りできていないなんてことが実はあったりするわけです。

まあ、でも、このことを指摘すると、大体素直に聞くことができるので改善は割と容易です。それはなぜ？でありますが、その段階まで到達しているということは前段階として素直に意見を聞き入れて、練習を多くこなして、実際に利益がでていることを実際に知っているからです。

となると、やっぱり練習することが唯一の道なんだなあ、と思う次第であります。

結局そこかい！となるやもしれませんけど、そこなんです。