なんでも簡単、努力なしにOK・・・・なのか？

こんにちは。

今日は雨にはなっていないもののどんよりと曇っておりいつ雨が降ってきてもおかしくないような雲行きとなっています。

日曜日ぐらいから一気に気温は下がり、たしか土曜日は半そでで厚めの短パンでもいけた気候でしたが、冬がそこまできているような感じになりました。

毎日犬の散歩を兼ねてのウォーキングを１時間ぐらいしていますので、その時に見上げる空はすっかり冬の空のようになっています。

非常事態宣言が解除されて、そろりそろりと世の中は動き出しているのでしょうか。当方へのコンサルの問い合わせも宣言中に比べて少しだけではありますが、増えました。うれしい限りではありますが、申込者も激増だね、ということは決してなく、さらにそこからのフィルタリングによりお申込みにいたるまではごくごく少数ということになります。

you tubeを音楽代わりにかけているような状態が日常ですが、そうすると広告が入ってきます。もちろん、広告を出さない方法もありますが、そこまで集中してみているわけではありませんから十分なのですが、その広告をみているとすごいことになっているなあ、と感心してしまっています。

FXやら株やらは昔からの常套句で、簡単、早くて、隙間時間に稼げてします！というのが売り文句です。ここに改めて驚くことはありません。

ですが、最近はなんだかスピリチュアルの世界にまで、修行もなくて楽をして、簡単に、即効性があって、引き寄せがどうのこうの・・・・という広告がながれてきました。

で、さらには、おもしろいことに先生？とインタビュアーのひとの対談形式の広告動画もあるのですが、インタビュアーの人の膝上にはMACのノートブックをおいて大したボリュームもない質問をして、相槌は完全オーバーアクションというどこかでみた構成だなあと・・・・・。

広告構成はここではおいておきますが、なんでも簡単に努力なしでできるようになったんだねえ、と・・・・・・。

前にすし職人の専門学校で習えばすぐにすし職人になれるのか？ということが一部で話題になっているときがありましたが覚えておられる方もおられると思います。

そのときにすし職人の知人にも、正直なところどうなの？と聞いたことがあります。

その知人いわくは

すし職人という免許があるわけでもないし、国家資格があるわけでもないから、すし職人になるための知識を知っている、知らないでいえば、知っていてOKということになると思う。

でも、その知識を最大限に生かすためには経験とかほかの要素がどうしても必要だと思うから、どうなんだろう？と思うという趣旨のことを話していました。

そして、すし職人であることを名乗るのは自由だし、自分の店を出すのも自由だよ、とも言ってました。

これを聞いて、思ったことは、知っていると、使いこなせることはまったくの別物である。ということです。当然のようにコンサルを受けている方には同じことをいつもいっていますが、特にネットが成熟してくればくるほど、この傾向は強くなってきているように思います。