ろうそく足の高値、安値を常に気にしてみていますか?というお話

おはようございます。

もうすぐ11月もおわり12月に入ります。気温もそれらしくなってきました。

毎朝、小学生たちの登校の見守りをしているのですが、子供たちの格好が冬仕様に着々と変わってきています。それでも元気なことにはかわりはありませんけどね。

 

さて、今回はいつものFXに関係あるんだか、ないんだか・・・・・といった内容から(ちなみにほとんどがめちゃくちゃ関係ありますよ)FXのごくごく基本にさかのぼって書いていきたいと思います。

世界中と言ってよいと思いますが、人間である限り考えることはみな同じというわけで、楽して儲けようといろいろ考えるわけで、そこに付け込んでくる人もいるわけです。いろんなインジケータや、今ではAIを活用した〇〇、みたいな感じで国内外問わず盛りだくさんです。ですからそれらに惹かれてしまうのはよ~くわかります。

そんな中で古臭いことを書いていきますが、これをお読みの方でろうそく足1本1本の高値安値を常に把握してトレードしていますか?おそらく、いやほぼないといって等しいでしょう。

いわゆるろうそく足というのは皆さんご存じだと思います。そして陽線陰線でチャートが表示されているのもご存じだと思います。そして少し勉強をすればろうそく足もテクニカルの一つであり日本発祥のテクニカルであるということもご存じだと思います。その他の表示スタイルとしてはかぎ足とかラインチャートとか他にもありますね。

そしてろうそく足を使っていると、例えば陰線が出たから売り!、とか陽線が出たから買い!なんていうのを聞いたことがあると思います。言い方としては雑な面もあるのですが、これはこれでその時の環境認識をきちんとできていれば、考え方の一つとしてはありだと思います。

で、ここで、もう一つ古臭いものを引っ張り出してきますが、いわゆる超基本的理論としてダウ理論です。トレードをしていくうえで基本中の基本であるといえるでしょう。と、同時にこれだけ基本中の基本と言いながらしっかりと使えている人もあまり多くはないのかなと思われます。

で、この古来からあるであろう2つの理論をしっかりと使えるようになるだけで方向性がしっかりとわかり、かつ転換点もつかみやすくなるよ、といったらどうします?

どうします?なんて聞きながらそうなることはすでにわかっているのですが、あえて聞いてみました。

 

高値安値はここで~とかは聞くのですが、じゃあそれをろうそく足に落とし込んでみていることを解説したりしている人はごくごくわずかだけ見たことがあります。要はこれができていると勝手にトレンドフォローになるわけです。

それはなぜか?
ここが高値でここが安値で〇〇といってやっているときはたいていろうそく足が数本並んでいると思います。たとえば5分足で方向性を見ましょう、と言われてろうそく足1本だけで方向性を把握することなんてないですよね。ちなみに日本古来からある酒田五法でもろうそく足が2本あるいは3本を一体的に見て判断する方法ですが、少ないといっても2,3本はいるわけです。

これを親の流れとしてみているのであれば、それではろうそく足1本1本の高値安値、そしてそこから生まれる最高値、最安値を追いかけていくとどうなるか?ということになりますが、当然ながら5分足であれば5分内での動きを見ていることになるわけです。

あれ、そうなると自然とトレンドフォローにならないか?とお思いの方はまったくもってそのとおりです。

ここで間違ってはいけないのはろうそく足の陰線陽線ではないというところです。

高値あるいは安値の更新と陽線あるいは陰線の出現する場面というのは割と似ています。ですが似ているだけで全く一緒ではありません。

こうなるとどうなるか?ですが、例えば陰線が出たから売り!!!なんてやっていても安値を切り下げているわけでもなく、ましてや高値も切り下げているわけでもなければプライスの動きだけを追っていればまだ下方向の兆しも実はないわけです。そうなれば当然ですが下がりにくい場面で売りエントリーしているということになるわけですね。

で、これらの質の悪いところでもあるのですが、高値安値、あるいはダウ理論を全く知らないなんて人はいないと思います。どちらかというと少しトレードの勉強をすれば、学んだことがある、あるいは百歩譲って聞いたことがある、というレベルには到達していると思います。

ですが、連動していない、あるいは違いがあるということを知らないものだから実際には使い物にならないという状態に陥るわけです。

それなら今からチャートを見て練習だ!!と決意を新たにした人がもしいたら、その人はおそらく遅かれ早かれトレードはうまくなると思いますが、ここで優先するべきはどちらなのか?というところです。ここからはそれぞれ考え方の違いはあるかもしれませんが、私はダウ理論を優先するべきではないかなと思います。いわゆる高値安値により意識を置くべきだと思っています。

理由ですが、ろうそく足でありますが、かなりシンプルではあるのですが、陰線陽線を表記するためにそこには人の意図が介在していると思われます。一方でダウ理論というのは表示するうえで意図がなにも介在していません。単なるプライスの動きです。ですから、よりチャートの表現に直結しているのはダウ理論のほうではないかなと思う次第です。

ただし、この辺りはあまり理論をこねくり回さず、両方がそろったところが確率が高いんじゃね?ぐらいでよいとおもいます。

理論は大事なのですが、理論をかき回して稼ぐことが目的ではありませんからね。単純に使えるものなら使いましょ、ということです。

いちどろうそく足単位でやってみてください。時間足、ペアなど全く関係がありません。練習量を増やすというなら1分足ぐらいでやっても効果あると思いますよ。

ただし、その練習はきちんと高値安値を把握して、起点となるべき点を把握して、方向性はどっち?ということを必ずわかっている必要があります。まちがったやり方は成長を生みませんからお気をつけてくださいね。

 





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