おはようございます。
本日は朝から良い天気ですが、本日も寒さが本格化しています。わが家では犬たちがヒーターの前を取り合ってぬくもっています。
トレードを長い間続けてきて、不思議だな?と思うことがあったのですが、対して気にもしていなかったのですが、最近ちょっと考えてみたら、”なるほどね~”と思うことがあった次第というわけです。
少しトレードを勉強すれば、基本的には確率論の上に成り立っているというのがトレードというのがわかると思います。わかりやすくいえば絶対という言葉ないということです。優位性という言葉がありますが、絶対性ではなくあくまでも優位性であり、これも言い換えればプラスになる!ではなく、プラスになりやすい、ということです。そしてそこを狙ってエントリーをしていくわけです。
”なんだ、なんだ、当たり前のことではないか!”
そう、これは当たり前のことです。だから無敗の聖杯など存在することができないということになるわけですが、これはこれでひとまず置いておきましょう。
ただし、トレードという行為の全体を眺めると唯一といってもよいかと思いますが、エントリーした時点で決まる確定要素があります。
正確にいうと決めることができるといってもよいかもしれません。
わかります?
わかりますよね?
知ってますよね?
・・・・・・・
そう、それは損失額です。
”いや、おれは海外口座でゼロカットシステムを利用しているから損切をいれないよ”
という方でも口座が全損すれば終わりですから、それでも損失額は限定できていますから当てはまります。
ドルストレートなど円が絡まない場合にはそのときのレートをかけてあげる必要はありますが、ザックリと言えば損失額はエントリー枚数×値幅ですぐにわかります。いいかえればエントリー前でもあまり誤差なくわかりますし、エントリーすれば即座に確定する事項です。
で、この確率論の上に成り立つトレードの中で唯一といっても確定事項でありますが、意外に皆さん軽く流しておられるような気がするんです。
なんだか破産確率論だとかでてきはしますが、究極はその参加しているトレーダーが自身で決めてとれるリスク量に応じての利益を得ることができる可能性を得ることができるというのがトレードの本来の姿です。それこそ1発のトレードで全損くらってもよいと考えているのであれば、それなりの利益を得ることができるチャンスを得ることができますし、100万円の口座で損失は1000円だけときめているのであればそれだけのチャンスしか得ることができないということなのです。
そして、さらにその最大損失額といってもよいですが、その金額が定まっていることなのですが、そこから損切となった場合に次のトレードに同じ枚数をエントリーできるだけの資金量を残しておくのか、あるいは10回ぐらいは同じ枚数でエントリーできるようにするのか?さらには資金効率を上げるために海外口座を使うのか、国内口座をつかうのか?ということまでいろいろと考えることができるわけですが、これは確定事項を基に話を組み立てているためです。
ですが、残念なことにほとんどはストップは必ずいれましょう、ぐらいで終わりです。ストップを入れることは大事なのですが、その入れる位置とそのストップにかかった時の損失額と、さらにはそれをリカバリーするための戦略までを考えなければいけないのがほんとのところなのですが、そこまで踏み込んで書いたり、述べたりしているのはあまりありません。
損失額はトレードに入った時点で確定事項だ!と申し上げていますが、逆に利益確定はどうなの?というところですが、利益確定はほぼ不確定要素です。つまりプライスはトレンドに乗っかることができてもどこまで伸びるかはわからないということです。
もちろん目安などはチャートを見ていればありますし、私自身も頂点で決済なんて神業ともいえるようなことができることもありますが、これは運にも左右されているところがあります。
こうなると、得ることが利益を考えて、妄想を膨らます、なんてことはほんとのいらぬ狸の皮算用ということがわかります。
そうなってくるとFXでプラスを残すことは不可能ではないのか?と言い出す人もいると思います。
まあ、そうですよね、そうなりがちです。ただ、私が言っているのは伸ばし切ることは不可能といっているだけであり、目安はあると、言っているわけです。いいかれば欲張ったりしたら戻ってきてしまう可能性も高くなるけど、そこそこのところで利益確定できていればいいんじゃないの?そしてそれで戦略を立てればいいでないの?ということになるわけです。
まあ、この辺りは実戦でトレードしている人のみぞ知るみたいなところがありますが、残念ながら、世の中の商材やインジケータの販売ページには利益を伸ばし切って150pipsぐらいとれてます!など広告にあふれており、以前の私もそれらに盛大にひっかかかってました。
そして実は多くの人が不確定要素に振り回されているだけという現実がここにあるわけです。
この利益確定については、上記のような誇大広告ともいえるフレーズがはびこる一方で、正直にこのぐらいの利益があれば十分です、あとは伸びようがもどってこようが知りません、といっている人が少なくはありますがおられます。
このあたりはトレードしていくうえで気づいておかないと戦略そのものが組み立てられないのですが、残念ながらほとんど表現したものはありませんから、なにかあらわさない意図があるのだと思いますし、その意図が垣間見えてしまって私でした。
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