チャートだけ見れば超逆張りに見えても、これはシナリオの組み立て方によってはただの順張り押し目だったりします

おはようございます。

今日は早朝からの雨が現在も続いています。

そのためはちょっと肌寒いスタートです。

このチャートですが、昨日のポンドオージーの５分足チャートです。

見ていた人ならすぐにわかると思いますが、これだけ見ると完全逆張りにみえると思います。

ちなみにりえきとしては２０pipsちょいぐらいの利益幅でストップまでは１５pipsほどということでリスクリワード比としてはあまり良くない1：1強のトレードで終えています。狙っていた想定リスクリワード比は1：20ぐらいのトレードシナリオでしたがさすがにリワードが良すぎてそんなに毎回うまくはいきません。

この想定リスクリワード比をみればどの時間足ぐらいのを狙ったんだな、とわかった人はおそらく深い押し目狙いであったこともわかると思います。そして押し目狙いと言っていますから、ただのトレンドフォローの順張りであるということもわかるはずです。

一方でこのチャートをパッとみて、こいつ逆張り野郎だ！絶対そのうち破滅するぞ！なんて思った人がいればそれはちょっと考えが残念な方です。

途中で今回は行かないな～と判断して撤退した理由ですが、その前の動きとして、意識しているところとにたような形でプライスが上抜けしなくなってきたこと、そしてろうそく足をみれば高値更新もなくなってしまったこと＝、短い時間足では上方向の動きがみられなくなっている、ということから決済して撤退というわけです。

もう少し詳細にみていきますが、目指す上位足の方向性は上、ただし目先方向性は下への動きとなっている中、上へのきっかけが生じるところをさがしており、最後の戻りを上抜け、そして高値安値の切り上りを確認でき、かつその小さな上昇の３波目ではないかとリアルタイムでは思われるところからの買い仕掛けということになります。そしてこの上昇が崩れるところにストップを置くわけですが、一番近いのは３波目と判断している始点でありますが、さすがに長時間の下げからブレが生じる可能性もすてきれないこと、そして最終のデッドラインはこの上昇そのものを否定してくるところという判断を基に白水平線をいれているいる下のところにストップを置いています。決済指値についてはかなり上、これは長時間足では押し目の形成をしているためなのは前述したとおりになります。

というわけでこれは昨日のトレードでありますが、トレードはこの一度だけであり、夕方からの下げはエントリーし損ねていました。いつも意味がないと言いながらも書いている勝率は１００％です。なんだかんだと言いながら毎日のようにエントリーして決済しているところは不思議なものです。

そして、この場面で学べることはやっぱりトレードは一場面を切り取っても何ら意味がないということです。あくまでも全体ををみて総合的な判断を常に要求されるものであり、そして他人のトレードなどもできるかぎりその方のみている視野に合わせて判断していくようにするべきであるということです。

もちろん中には単一時間足でのトレードの方もいらっしゃると思いますから、特段それを否定するつもりは毛頭ありません。それでプラスであるのならばなんでもありだとも思っているぐらいです。ただし、見ている範囲を理解しないで、浅い判断をくだすことはせっかくの知識欲に対して致命傷を負いかねないじたいであるということを強く受け止めないといけませんね。

でも、残念ながらまわりを見渡していると、あらら、もったいないね～という方が多いのと、ひょっとしてわざとやってる？という方もちらほらとみられます、というのはどこかで大人の事情が働いているのでしょうね。