FXでチャートを見て簡単、簡単と連呼するほどなんだかね、というお話

おはようございます。

本日は日曜日ということで、明日からまた相場はいつも通り始まります。

そして、今日の天気は？というと梅雨らしく、湿度が高く、さらに気温も高い非常に不快な気候となっています。

日曜日ですから当然チャートは動いていません。（一部の国や、対象を変えると動いていたりもしますが、基本的にはかなり怪しい動きであり、そこでトレードしてどうのこうのするものではないです）

ということで、チャートをみてあーだこーだといつものパターンとは別に今日は違った視点です。

FXは待つのが仕事といわれていますが、まさしくその通りでチャートを見ている時間は長いもののその間常にトレードしているのか？といわれたらそんなことは消してなくポジションを保有していない時間のほうが圧倒的に長いものです。

そしてそんな時間の暇つぶしのためにyoutubeなどの動画を見たり、あるいは映画を見たり、あるいは別の仕事をしていたり、と時間をつぶすわけですが、youtubeは優秀といいますか、おすすめとしてFXがらみの動画をあげてきます。まあ、これは当然と言えば当然です。FXをメインでPCを使っていますからそのように認識されるはずです。

で、時間もあるし、たまにFX関連の動画を見たりもするわけですが、いいこといってるね～から、おいおいと思ってしまうものまで様々ではあります。

どれがよくて、どれがダメだよ、というのはここで書くのはどうかと思いますし、各々で判断してほしいのですが、時々出てくるのが、チャートを見て、簡単、簡単と連呼している動画がちらほらあることです。

どのような意図をもって簡単簡単と連呼しているのか定かではありませんが、それを見ながら、それが簡単にできないから皆困ってると思うんだけどな～と思いながら見ています。

あれ？そう思っているのは実は私だけ？

まあ、そんな可能性もあるかもしれませんが、もうちょい正確に私なりに表現するのであれば、考え方としては簡単なもの、でもそれを実行できるようになるにはなかなか最初は骨が折れるよ、というのが実はほんとの表現なんじゃないのかな？と思うわけです。

でも、実際に出てくる動画の中ではこれは簡単ですね、○○は簡単ですね、なんて説明して終わっているわけです。

と、下手すれば屁理屈に近いようなことをいってしまっているかもしれませんが、そうであれば、ごめんなさい、であり、いちゃもんを付ける気はさらさらないのですが、私がいつもここで考えることは需要と供給が一致するからこそ成り立っているということです。

つまりそのレベルを欲する人がいるからこそ供給が成り立つ、（まあこの辺りは逆でもよいです）というわけです。

で、この辺りは声が大きい＝影響力が大きい、ほうが正義なわけで実は内容はそこまでこだわる必要がない、下手すれば間違ったことや、誘導したい方向にもっていってもほとんどの人がそっちに流されてしまう、というわけです。

このように書くと、うすうす気づいてくれる人も数は少ないですがいるわけで、わかりやすいと思わされている動画で発信するのと、こんな文字だらけのブログで発信するのでは、どちらが声が大きいの？と考えれば、その答えは明らかに動画のほうが声が大きいと言わざる負えないわけです。

わかりやすいと記憶に残っているとはまた別問題で、記憶に残っていなければそれを使いこなすことができないという事実がそのあとにあることはほとんどの人は考えを巡らせることはあまりありません。
その理由ですか？単純に面倒だからです。私も含めて面倒は嫌いです。

ならば、なぜおまえはこんな面倒な手段をとっているんだ？動画を作って視聴者を増やしてやればよいじゃないか、と思われる方もおられるかもしれません。そう考えることも決して間違いはないです。

あくまでも今の段階で私が考えているのは、みんなにわかってもらいたいなんていうことを思っていないということです。偶然このブログを見つけた、さらには費用を払ってまでコンサルを受けることを決意した、等々のかかわりが何らかの形である方だけにわかってもらうことができればそれでよいと思っているからです。そして、何度もいってますが、動画にしたりするとわかりやすくはなるのですが、わかりやすいと覚えるということは全く別のことであり、覚えて使いこなすことが最終目標です。そして覚えるためには自身の頭を使って論理を咀嚼する必要があるのです。

ということでいつものごとくではありましたが、古臭い考え方に偏ってしまっている可能性がある展開となりました。

時代にそぐわない考え方かもしれませんが、人は太古からさほど変わっていないということが注目するべき点かなと思います。

しつこいかもしれませんが、動画もネットもなかった過去の歴史の中の人々が今よりも能力は劣っていたなんてことは決してないことは注目に値します。調査によれば現代の人のほうが、能力は劣っている面があるともいわれていることからも、なんでなんだろう？何が違うんだろう？とかんがえてみるべきかもしれません。