明確な基準がないからラインも引けなくなるのです

おはようございます。

8月も残り1週間です。ということで子供たちの夏休みもあとわずかです。この1週間を乗り切ればまたいつもの日常が戻ってきますので、それを目指してラストスパートです。

ちなみに、嫌々やっているとはちと違います。人生の中で経験できるのは1度か2度しかない子育てですからね。それを満喫しているだけです。もちろん私も人間ですから、ときにはイライラするときもありますけど、それはそれです。

さてと、FXの話題に移りましょう。

今日もチャートや図、動画などを加えてのわかりやすいものとは大違いのものでいきます。

前回の記事だったでしょうか、基準を設けてみればよいのですよ、と書きました。これはダウ理論、そしてそれを発展させたエリオット波動を使ううえで大事である、と書いて終わっていたと思います。

で、これだけなの？と思った人がいるかもしれません。そんなわけがありません。

少しでも効力の強い波をとらえるための基準を設けて判断しているのですから、言い換えればその波の頂点＝押し目戻り、はどう考えても意識が強くいきやすいということになります。

そうなるとこの頂点が2点以上発生すれば、結べばよいだけですのでラインが発生します。

いわゆる水平線やトレンドラインと言われるものですが、正直賛否両論です。ただし、チャートを見ていれば意識されているよなあ、という反応をしていることが多々見られますから多くの人が使っているものと考えることができます。
それなのに賛否両論というのはどういうことか？もちろん一方的に意見が偏るなんてことは危なっかしくて仕方ないのですが、このラインについてはどちらかというと否定的な意見を大声で言っている人が多いような気がします。
そして、その理由として一番に上げられるのは、一定の法則に基づいてラインが描けないということをほとんどの方があげています。

あれ？
あれれ？

これって一瞬で解決したんじゃない？ということに気づいちゃったかもしれませんね。
正確にいうと解決したというよりも実はあんまりわからないで否定意見書いているのを見かけて、自分も悩んでいるときだから激しく同意した、ということでもあるのですが、この辺りは毎度おなじみ大人の事情ということで・・・・・・・

そうなんですよね、意識されそうなポイントがわかればあとは結んだだけのものがラインであり、その意識されそうなポイントさえ知ることができればラインを描くなんて言うのは実はそんなに難しいわけでもなく、かつみんな大好き再現性という言葉を用いても、同じようなところにラインが描けるわけです。だって、頂点は同じで結ぶだけですからね。

でも、実際にはほぼといってもよいですけど、その頂点の探し方なんて説明してません。チャートを見て何となくここかな？ぐらいか、下手すれば”こんな感じでしょう”、なんてやってますから見てるほうはわけがわからんわけです。（実は私も長い間そのわけがわからんほうの一員でした）

それなら波が発生しないほどの一方的な動きをしているときは頂点もないはずだからそんなときはどうする？

なんて、こいつ偉そうに言いやがってむかつくわ～という感情をチラ見させながらの質問があるかもしれませんが。それは単純にひとつの時間足を見ているからそう見えるだけなんですよね。どこかの時間足（一方的に動いていると判断できるようなときはほぼ時間足を落とせば波は出てきます）に波はありますからそれに切り替えればよいだけです。ただ、この時間足の切り替えが必要な時があるからFXを難しく見えるようにしてしまっている原因の一つでもあるわけです。

ということで、今回も文字ばかりで説明しましたが、実際のチャートは各自目の前のものを考えながら何を言わんとしているかイメージしながら見て確認してみてください。

ダウ理論から、今回はラインの一定の描き方まで進めましたので、波一つでここまで話をひろげるんかい！といわれたら、身も蓋もないのですが、実はそんなものといえばそんなものです。（そのそんなものになかなか気づかなったのはこの私です）

それから上記のことを書いておいて、逃げるわけでもないのですが、この波がわからないときや悩むときもあります。そんな時は参加者も悩んでいるから上下に思惑が交錯しているからわかりづらいチャートとなっているわけです。となればどんな時も分析できて売ったり買ったりできるんだ！ではなくて、手を出さないほうがいいね、というのを把握して積極的に選択できるようにするということが大事なんです。
こんなこと正直に書いてしまうと、また問題なんだろうねえと思いながら今回は終わりにします。