一般投資家が考える手法の優位性はほんとになくなるのか？

こんにちは。
今日も相変わらず良い天気ということで、相変わらずの残暑の厳しさです。
まだ熱中症アラートが発令されているところもありますから、まだまだこの暑さは続きそうです。

さてと、今日は平日ということでFXに関しての実戦的な話をすることにしましょう。
といってもその中でも割とふんわりとした大枠での話かもしれません。

まずはFXなどの界隈でよく聞くのが”この手法をあまり広めるとエッジがなくなってしまいますから、ここだけの秘密でお願いします”とか、”これ以上広めてしまうのはダメです”などの同意の意味をもつ言い回しを見たことがありませんか？
私は、いままでさんざん見てきました。そして一時期までは私もどちらかというと同じような考えがありました。だからこのブログも長く続けていますが、最初のころはチャートにモザイクをめんどくさいのに一生懸命かけていたりします。

そのモザイクを掛けなくなったというところからみてもわかりますが、今は、そんなちっぽけなトレーダーが一般投資家に広めたってエッジなんぞなくならんだろ～と思う次第です。
これはプライスの動きに影響なんぞみじんも与えることができないだろう、という考えからくるものです。1日にかなりの金額が動いている世界ですから、当たり前と言えば当たり前ではありますし、すごく大きな資金量が動く世界だ、なんて最初に見聞きしているはずなのに、突然ちょっとうまいこと言われてそのように思ってしまうわけです。
迷える子羊の心なんぞ、超絶ガラスの心臓でもろくはかないものです。

それからもう一点言えることは、基本的にはトレードはトレンドフォローをしています。トレンドフォローということは、売り買いの金額の多いほうにプライスは傾いていきますから、その傾きに合わせてトレードするわけですが、プライスを傾かせようと思えば、その時の動きをみて多くの金額が集まる必要があるわけで、小資金で立ち向かってもただの養分になるだけのことなのです。そしてその多くの金額を動かしているのが、参加者の知恵というわけですから、その知恵となるのは見たことも聞いたこともない考えでなく、多くの人が知っている知識ということになるわけです。

そう考えると、多くの資金を扱う人々がどのように考えるのか？と考える方向が正解ということになるわけであり、そのためには多くの人が知る知識を動員しなければならないということになるわけなのですが、どうしたことか突如少数の限られた人のみが知る知識が優位だといいだすわけです。

不思議ですよね～

謎ですね～

ちなみになんですが、あくまでも一説でありますが、実はFXの参加者としての人数としては世界では6割から7割が日本人であるというデータもあるそうです。ここで間違ってはいけないのは金額ではありません、プライスを動かすのは人数ではなく金額です。そりゃ世界からみれば日本人はいいカモであるといわれて当然であります。

まあ、このエッジは～、とかいう方々というのは、何かしらの大人の事情があるのでしょう、現に私自身で考えても、モザイクを掛けていたころというのは、自身が時間をかけて考えた手法やチャートをだれでも見たい人に公開するなんてもったいない、なんて思っていましたし、それをコンサルで教えるという大義名分がありましたしね。（今でもコンサルを受けたい方の募集はしているものの、めったに申し込みもありませんし、ましてやチャートを隠すよりもそれを使いこなすほうが大事であるということが痛いほどわかっていますし、見ただけで使いこなせるようになるまでやり抜くなんて人はほぼ皆無であるということもきづいているからこそ公開しています）

そしてさらにはこれらのことは実は皆さんが一度は聞いたことがある言葉につながりがあります。

FXはゼロサムゲームだ！と聞いたことありませんか？

たしかに仕組み的にそうならざるおえません。株と違って一定の単位の価値が上がったり下がったりするわけではなく、あくまでも通貨レートの交換比率の上下動をチャートにしたものがFXですから、新たな価値を生み出すものではないためであります。

ただね～、このゼロサムゲームという言葉ですが、かなり恣意的に使われているよな～と思う次第です。言っていることは間違ってないんですけど、じゃあ、ごくごく小さな資金量の一般投資家、それも利益はコバンザメのようにトレンドに張り付いて得ていくしかない者にゼロサムゲームの影響があるか？といわれたらほぼないといってよいと思います。

で、これらのことを使うとどのようになるか？と考えるわけですが、言っていることがもっともらしく聞こえやすい、というのと、なんだかわからないけどすごい！という権威付けに使うと効果的だったりするんですよね。

このなんだかわらないけど、というところはとても重要なポイントです。

でもね、この辺りは決して触れてはいけないところなんです。だって大人の事情が多分に介在してますからね。

そしてこれらのことは資金量があれば自由自在なのか？となりますが、実は資金量があればあるほど動きやすいところで何かしらを仕掛けてくると思います。だって、資金量が増えれば注文が通らない可能性からまず考えないといけないはずですからね。

原油、金などのCFDをきちんとわけてブログにすることにしました。

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