コンサルを受けていただいている方の添削チャート（１０月８日の実弾でのトレード分）

おはようございます。

ちょっと秋らしい天気になりました。といってもまた残暑と言われるぐらいの気温に戻るらしいのですが、気温の乱高下は体に堪えますから皆さんも十分にご留意ください。
それから、木々の紅葉も色づかずに落葉してしまっているようです。情緒あふれる山々の景色を楽しめないのはちょっと残念です。

今日は実際にコンサルを受けていただいている方の実弾でのトレードでの添削依頼分です。ほんとに実弾ですか～？なんていわれたら、身も蓋もないのですが、私がそこを最初から疑ってかかっていてはたんなるろくでなしです。ご本人さんがそうおっしゃっていますし、チャートを見てもライブチャートですし、これ以上確かめる必要性は私には感じられません。

ということで行ってみましょう。いつものよく登場される方は別のかたであることは、チャートを見ていただければわかりますが、このチャートをみてどのように考えてトレードしているのか？ということまで箇条書きとはいえコメントまでいれてもらうのはいつものことです。

これって面倒ですよね、私もそう思います。思いついたことというか、考えたことをそのまま口にだしたほうが楽なのはわかっています。文章にしようと思うと、自身の考えを一度頭で整理し、書くためには口語を文語にし、（口語のままの人もいますけどね）、そして書き記すわけです。

でも、ここまでするからこそ、自身を客観的に見ることができて、かつ手間をかけるから頭に定着するわけです。

こんな手間をかける必要なんてないよ、という方は確かにおられます。でも、残念ながらそんな方はごくごく少数です。いわゆるカメラのような目と、イメージの記憶能力が尋常でないぐらい高い方です。

ほとんどの人は地道などりょくをコツコツとかけていく、というのがセオリーです。

で、この方のチャートですが、多少チャートの違いはあってもやっていることは一緒、大きな時間足のどこに乗っていくかを考えて、そして小さな時間足でその流れに沿ったところからのエントリーというわけです。

そして天井、底値掴みを防ぐために波をカウントし、さらにはできるだけ伸びやすいところを探すわけです。

これらを聞いて、実際にやってみて、添削を受けてできるようになっているわけですからご本人さんは大したものです。

教え方がいいというよりも、ご本人の努力の賜物というわけです。

こうやって細々ではありますが、トレードがうまくなりたいという方と実際に接していると、やっぱり途中でなんとなく嫌になるというか、言われていることに対して疑問をもつようになってしまう方がいます。それを非難しているわけではなくて、人は元来弱いものですからそんなもんです。

で、そうなると当然脱線というか、はたからみていると、それなないよな～と思うような方法を編み出すというか、考えだしてやりだす、あるいは混ぜてしまうという方がおられます。で、そのような方ですが、ほぼといってよいですが、ご自身が思う最終到着点には到達せずに終わってしまいます。

わかってはいるのですが、これも経験することが大事なので、怒るわけでも、見放すわけでもなく、ただ軌道修正を自身でかけてくることをひたすら私はまっているわけです。もちろん、そこで意見を求められれば、素直に指摘はしますけど、そんなときって、わかりました！なんていいながら、ほぼ聞いてないのがこれまた王道のパターンであります。

そこから、残念ながら離脱する人、あるいは軌道修正かけて基本的スタイルに戻ってくる人、パターンが数種ありますが、戻ってきた人は大抵かなり成長して戻ってきます。
で、さらに素直な人は、”いや～、あの時はやっちゃってました～”なんて、意見が聞けたりします。

もちろん、過去にはぶちぎれちゃった人もいますが、その方のその後というのは私にはわかりませんが、想像は容易です。

オリジナルのインジケータなどを利用することもなく、（過去にはこだわっていた時期もありましたが）あくまでもインジケータは自己の鍛え上げた知識の補助という位置づけです。
そういえば過去に特別なインジケータをもらってないだの、用意すべきだの言われたことはありますが・・・・・・。

そんなものなくても上記の方のように普通に利益にすることができるわけなんですけどね。もちろん全戦全勝は不可能です。（トレードなんて勝敗ではないと思うのですが、便宜上使います）
それでも利益を残していければよいわけで、それが自身で技術を身に着けるということだと思うんですけどどうなんでしょうかね。かなり古臭い考えなのかもしれません。