理論の習得は大事ですが、それよりも今相場を動かしているのは何なのか?ということを見極める力が必要です

おはようございます。
本日は祝日ではありますが、日本の話ですから、世界的にはほとんど関係がなくいつもどおりということで、私もいつもどおりチャートを見ています。
といっても、本格的稼働はいつも通りの夕方ぐらいからというのもいつも通りではあります。

他人の失敗は蜜の味ではありませんが、ときどき見られるのが他人の考えなどを断罪して、私のいっていることが正しい、という言い方です。もちろん間違ったことを伝えてはいけないと思うので、明らかに間違っていることを言っているにはかなり問題があると思われますが、この相場の世界というのはちょっとそのあたりは変わっているというか、勝てば官軍であり、勝つということは言い換えれば収益をあげることであり、収益が上がっていればなんでもあり、みたいなところがあるわけです。

そして、このなんでもありな世界なわけでありますが、それらの継続性もあまりないという結果まで見届けることもまたされない、という世界ではあります。

そしてそんな中で、面白いなあ、と思ってみていたのが、かなりの考え方のメインであると思いますが、ダウ理論とエリオット波動のそれぞれの信者といいますか、心から心酔されているのだと思われますが、意見の対立と言いますか言い分がそれなりで面白いと私は感じたわけです。

チャートを見るうえでだれしもが聞いたことがあるであろうダウ理論でありますが、この理論についてはかなり抽象的といいますか、具体的なことは何一ついっていません。そのため、具体化されていることはすべて後付けのところがあります。一方でエリオット波動についてはダウ理論を見て、のちに体系化されたものであるためか、そのあたりを実にうまくついているというか、抽象的な表現を用いずに理論だてられています。

それぞれの細かなところまではご自身で調べてほしいところであるのですが、相違点がかなりの数となっています。

このことは言い換えれば互いの論争を生み出すきっかけともなっているわけですが、同時に相手をつぶさないと気が済まないという方が必ず現れてくるわけです。

ただね、ここで一つ思い出してほしいのは私も含めてではありますが、相場に取り組んでいるのは、別にチャートの知識が欲しいとかそんなことではなくて単純にお金を稼ぎたい!という純真無垢な欲からくるものですw。

そうなるとですね、別に論争をするつもりもありませんし、ここで大事になってくるのは、何が今の目の前のチャートを支配して動かしているのか?というところが大事になるわけです。そしてそれを見極めたいからこそ勉強したり、あるいは知識を身に着けたりするわけでありますが、中にはやっぱり最初の志を忘れてしまう方がいてしまうようです。

ここでわかりやすい違いを一ついうとすれば、ダウ理論であれば、押し安値、戻り高値を更新してくるとトレンド転換の可能性があるという考えたができるようになります。ちなみにこれはダウ理論としては明確に記載されていることではありません。後付けです。

一方でエリオット波動でいえばこの押し安値、戻り高値を抜けたからトレンド転換の可能性があるなんてことはなくトレンドの始点を抜けたらトレンド転換という考え方をします。

源流が似たようなところではあるのですが、これだけ解釈は違うわけです。

ではどちらのほうがよいか?というのであれば、日本人に合うというのでああればエリオット波動かな?と私は思います。理由は融通が利きづらい国民性から言えば、すべて形に決まっているエリオット波動のほうが納得いく人が多いのではないかと思います。ただしデメリットもあるわけで形にすべてはまればよいですが、はまらない時が必ずあります。(すべてのチャートに当てはまるとされていますが、さすがにそれは無理じゃないかな?と個人的には思っています)
一方でダウ理論は抽象的であるということは言い換えれば使い方次第みたいなところがあるので、言い方は悪いかもですが、なんとなく、という世界があるわけです。これは日本人が苦手とするところでありますね。
で、そんな状態ですから、エリオット波動の説明を滑らかにされたほうが、すごく勉強した気になれますし、この人はすごい!!ということになりがちなのも現実です。

と、どちらがいいですか?なんてことを書いていますが、実はこれは無駄な行為だと思います。やらなければいけないのはあくまでも今のチャートはなにで動いているんだろう?ということを見極めることです。ですから、どちらがいいとかわるいとかの話をしても拉致が開かないわけです。

でも、実際には他人に同調の意見を求めてみたりと、あんまり将来性の感じられないところで労力を使っている人が多いわけでして・・・・・・・。

絶対理論に反している!!!なんて思うことでも、資金量がある人がその考え方に基づいてトレードしてしまえばその通りに動くわけでして、それこそ勝てば官軍!というやつですから、難しくさせているところなのかもしれませんが、広い視点が必要であることは間違いないと思います。
さすがにそうなるとお手上げでありますが、すべてがそんな場面なわけありませんからまだ大丈夫です。

 

 

 

 




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