エリオット波動を使いこなしたいなら推進波よりも修正波に注目したほうがよいかもしれません

おはようございます。
世間では飛び石連休となっていますが、日本ではGWの真っただ中です。有給休暇を自由に取得できるかたであれば11連休の方もおられるかと思いますが、私の場合はその逆で、海外市場がいつも通りである以上できるだけそれに合わせた生活を送っています。といっても、GWの後半はお休みをいただいてデジタルデドックスというわけで、ネット環境に乏しいところに身を置きます。

さて、FXについてですが、ファンダメンタルはトレードに考慮しないものの、トランプさんの発言に世界中が振り回されて、上下激しく、ボラも高い状態でありましたが、宴の後といわんばかりの相場に現在なっています。

ちなみにこんなときこそプラスになっていても自身のトレードは見直すべきです。要は実力なのか、あるいは偶然なのかを見極めろ、ということであります。

そして今日はエリオット波動についてでありますが、成り立ちとか、覚えなければいけないことも結構ありますが、それらは今回は他の方の解説などに任せたいと思います(ちなみに理論などは多くが間違った解説をしていますから、そのあたりは注意が必要ではあります)

エリオット波動を使ってトレードすると、いわゆる3波目に乗って行け!というのが一番わかりやすい表現かなと思います。確かにそうなんです。細かなことをいいますが、3波目狙いなさい!というのは、インパルスという動きの中での3波目が大きくなりがちですからその大きな流れに乗っていけばプラスになりやすいよね、ということからきています。そして、上方向の動きの場合(下げでも見方は同じ)には推進5波、修正3波、という動きが基本であり、その中の推進5波の中の3波目に乗ろうね、ということであります。

この辺りについては、なんとなくでも聞いたことあるよね~と思われるところであると思いますが、うまく使えないというのが正直なところだと思います。

と、偉そうなことを書きながらも私も知っていながら長い間なかなかうまくつかいこなすことができない立場でしたから心配ご無用です。

まず、エリオット波動を使うためには前提条件として波のカウントをいつも一定で、かつ割と大多数が見ているのと同じ目線で見ることができないとダメという前提があります。
これについてはいつも通りではあるのですが20SMAを用いて波をカウントしに行っていますから、それで解決できるわけです。(もちろん理論だけではダメで、練習は必要です)

波がカウントできたら次の段階でありますが、ここで気づかないといけないのは3波目であるということです。1波目にエントリーできればいいのですが、それは不可能と思ったほうがよいので、3波目を探すわけです。そのためには1波目は勢いのある動きで、かつ、それまでのトレンドを覆すような動きを見つける必要があります。これはそれぞれの見方というのがありますが、ここでダウ理論を用いて、その前のトレンドの中にある最後の押し安値、あるいは戻り高値を更新してきたら、という考えでもよいと思います。あとは一つ上の時間足の20MAを勢いよく抜けた、など付け加えてもよいと思います。

おいおい、そんな適当でいいのか?

となるかもしれませんが、ここで1波目でエントリーするわけではないのですから、そこまでこだわる必要もないということになるんですけど、初心者の人ほど条件がちがちで、身動きできなくなるのが好き、というかやりすぎなのも日本人の特徴であるかもしれません。
ここでは何を目的としているのか?ということを明確にすれば、そこまでこだわる必要もないというわけです。
ちなみに先に言っておくと勢いを計る場合、連続陰線、あるいは連続陽線を見つけるのが一番わかりやすいかなと思いますが、このろうそく足の並びだと、波がないじゃん!ということを指摘する人がいるかもしれませんね。その場合は短い時間足など、他の時間足に波がある場合がほとんどです。
この辺りは独学でやっているか、あるいは他人からの指摘や指導などを受けることができる立場の違いかもしれませんね。

と、話は本筋に戻します。1波目が起これば、次に起こるのは2波目の修正波であるわけです。この辺りから、そろそろ真剣にチャートを見ておく必要がでてきます。2波目の修正波というわけでしたが、この2波目の修正波の内部構成を見ていくと、一番単純な2波目の修正波の動きとしては単純な修正3波が発生するわけです。いわゆる聞いたことがあると思いますが、abc波ともいいますね。実は修正波には他の形も存在しますから、すべてをカバーするのは後程にしてとりあえずは単純な形を使いこなせるようにします。

そんなこといっても、指をくわえてみてろというのか?

で、ありますが、そうです、指をくわえてみていてください。いわゆるわからないなら手を出さない、これも大事な戦略です。というかほとんどの人がこれができないから自滅していくのです。

で、話を戻しますが、修正波=もどり、あるいはおしめというわけでありますが、これは3波で形成されるはずです。この3波についてはその見ている同一の足で発生することもありますが、ほとんどが内部構成ですから、時間足を短くして見つけることになると思います。そしてその3波が発生しないとおしめもどりにならないわけです。ということですから、3波が発生する前に焦ってエントリーということもそれに気づいていれば大部分が防げるわけです。

もちろん実戦的なことを言えば、その3波が発生したことだけを頼りにエントリーをしたりするのは危険ですから、フィボ、あるいは修正波の1波目と3波目は割と同じ大きさになりやすいので計ってみて、多くの要素があつまってくるところがあればそこが有力な反転ポイントになりやすいというわけであります。

このことからわかることは焦ってエントリーする必要がないということがまず挙げられます。そして2波目の修正波は3波が発生することを待つということになりますから、ゆとりをもって待つことができるということであります。これができるのも修正波の2波目が発生しない限りは推進波の3波目は絶対に来ないということになるわけです。

このことはどの時間足でも必ず起こっています。間違いありません。

ここでもさらに実戦的なことをいうと、大きな動きで修正2波目がきてその中に小さな時間足の3波が発生するとします。そこから短期足にいきなり落として包み足などのプライスアクションを用いていきなりエントリーするというのも戦略のうちの一つとしてはありなのですが、この場合のストップは1波目の始点となりますから、広がりすぎる可能性があります。
そこで、もう一段考えるわけです。大きな時間足としては3波目が発生しそうであるわけですから、できれば後出ししたいということで、その3波目が発生してからのさらに小さな時間足の3波目でエントリーしてみてはどう?となるわけです。
人によっては3波目の中の3波目を見つけましょう、というのはまさしくこのことであります。

見つけ方は同じですし、とくに難しいことをする必要もないというわけです。ここで求められるのは上記のごくごく基本的なことに気づいて使いこなせるようになるだけ、というわけです。

いつも通りではありますが、皆さんにはご自身の頭と手を使ってほしいので文字だけで説明するというある種の暴挙ともいえる行動をとっていますが、そうしないとご自身の力にはなかなかなりません。動画やイラストなどをたくさん並べてそれらを見るのは勉強した気になるだけ、です。

ちなみにでありますが、上記のことを理解できるようになって使いこなせるようになると、逆三尊、あるいは三尊で、ネックライン抜けからのエントリー!、でなぜか損切!!!という事態が起こって、○○さんが言ってたのになぜうまくいかないんだ~!!もなぜそうなるのかご自身で理解できますよ。

それから”待てないんですよね~”、というのもあると思いますが、根拠があっても待ったほうがよかったな、と思うときもあるぐらいでありますが、根拠がないのに待てるわけないんじゃん!が本当の姿と思いますが、実際には漠然と待ちましょう、の説明ばかりというのが現状かなと思います。そんなところでも、きちんと把握できていれば、それなりに根拠があったりするわけです。
私もトレードがうまくならなくてもがいていたころに教えを受けようとした方にチャートを見てもらったら、ただ単に、早いですね~なんて説明されて、そうなんだ~と思うわけでありますが、一向にそれが改善されないわけですが、当たり前ですよね。言ってる本人も、言われている私も根拠がまったくわからないんですから

 

 

 

 




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