デジタルデドックスを終えて再びチャートと向き合います

おはようございます。
沖縄は梅雨明けが宣言されたようでありますが、その他大部分の日本列島は梅雨入りこれからといった様相であります。
雨そのものは嫌いではないのですが、昔の古傷が痛むといいますか、だる～くなるのでそのあたりはなんともしがたいところであります。

さてと、この土日（正確には金曜日夕方から）は、一月に一度ほぼといってもよいのですが、信州のほうに出かけておりました。
そこはまだネット環境も万全ではないため、滞在中はＰＣを持参してはいるものの開くことは一度もなく体を動かし、汗をかきつつ、ご飯を美味しくいただき、温泉に入って、寝る！という、人としての原点に返るような時間を過ごしておりました。

といっても、普段の生活でもトレードチャンスは常時あるわけではありませんから、チャートをちらりとみて、来なさそうであることはすぐにわかりますから、そうなると目を離して他のことをしていたりするわけでありますが、それでもＰＣの前を離れるということは大事な時間であります。

普段のトレードにおいてトレードチャンスでありますが、そうそうあるものでもないと思っています。
もちろんあとから出来上がったチャートを見て、何らかの原因で伸びる前のところに強引といってもよいような理由を根拠にここでエントリーして、ここで決済して・・・なんて見方をすれば一気にエントリーチャンスは増えますが、そんなことはリアルタイムでチャートを見ながらエントリーをしていく、これは右側が見えない状態でエントリーしていくということになるわけですが、その状態となればそれほどチャンスがあるわけがないというのが現実です。

ちなみにですが、私も昔はよくひっかかっていましたが、右側が見えた状態のチャートで、矢印サインなどやチャート形状を見せられて、ほら！ここでトレードすれば利益になりますね♪なんていうＰＲがあって、それを鵜呑みにして購入して、しばらく使ってみるとそんなうまくはいかなくなるわけですが、そこで質問すると、サインは取捨選択しましょう、とアドバイスをされるわけです。はい、わかりました！となるわけでありますが、そんな取捨選択の方法など自身も勉強などしておらず、いわゆる欲の皮がつっぱているだけで、努力を怠っているのも悪いのですが、一方でほぼ取捨選択する方法もないわけですからどうしようもなくなるというわけであります。

と、一人前に偉そうなことを言っていたりするわけですが、こんなことを少しでも思えるようになって書き記したりできるようになったのは、かなりしんどい目にあったからというのがあります。

あえて厳しいことをいってしまうと、よく○○のトレードの仕方は私には合いません、なんていう発言が見られますが、実はこれってそういうこともあるのかな、と思う一方で、絶対にこりゃダメだとわかる一言でもあります。（現に気軽に同意の言葉を発してうまくいった人を見たことがありません）
それはなぜか？ということでありますが、なんとなくそれっぽい言葉であるのですが、冷静に考えてみるとすぐにわかります。
これらの言葉を発しているのはいったいどんな人なんでしょう？と考えてみればすぐにわかることです。
そうです、発している人のほとんどはまだトレード技術が未熟であり模索中の人というわけです。そしてその未熟な能力で判断するわけですから、当然でありますが、その判断に誤りがある可能性が非常に高いというわけです。
だとしたら、トレード技術が確立している人が判断をしている場合にはどうするんですか？となりますね。当然、そんなこともあると思いますが、そもそもとして自己のトレード技術が確立している人が他の人の手法を簡単に否定することなんてほぼないといってもよいと思います。
なぜ、ないと言い切れる？となりますが、これは当たり前です。自分が苦労してその技術を確立させているわけですから、その手法なり、エッジがもしほんとであれば、そんな簡単に切り捨てることができませんし、逆にどこか自分のトレードに生かすことができるのではないかとなるわけですから無下にするわけがありません。
（おいおい何言ってるの？と思うことがあっても、それを露骨に皆にわかるように表現することなんてありません。敵を多くつくるだけです）

となると、ネット上に転がっているこれらの批評みたいなものは、果たして・・・・・・となるわけでありますが、実際には恐ろしいぐらいに参考にされていますから、そりゃ間違った方向にもいくわな、と思う次第であります。

で、その中でもその間違いに気づいたり、あるいは自らの道をひたすらつきすすむ、といったごくごく少数の方のみがなんとかできる、あるいはできたという世界がFXなんだと思います。

というわけで、今日からまたいつもの生活にもどってチャートを見る生活を過ごします。