ほとんどの人が知らない、言わない、できてないダウ理論の使い方

こんにちは。

GWもあっという間に過ぎて通常運転へと戻りました。

毎年のことではありますが、こんどは5月病だとさわぎ、企業で働き始めた人を中心に退職し、今どきの〇〇は~という感じの報道がもうすぐ見ることができる時期です。

 

今回ですがFXのブログらしく至極まっとうなこと書いていこうかなと思います。今までの多くはなんとなく触れた書き方をしているものが多いので、ほとんどの人には響かないものだろうと思うのですが、今回は正面直球勝負というやつです。

啓発系動画でいうところの、”有料級の〇〇”というやつです。(この表現も個人的にどうなんだろう?と思うところではありますが、他人のやっていることなので私がとやかくいう権利もなにもなくいらぬおせっかいというやつになります)

 

まず、私自身も以前はダウ理論など昔の考えすぎて使い物になどなるか!という考え方にいました。

ですが、ほんとに自身の考え方、見方、あてはめ方をいちから疑問をもってゼロリセットして考えたとき(まあ、ゼロリセットしてみようと考えている時点でほんとのゼロではないのですが、思い込みを捨てようという意味です)、あれま!しっかりと当てはまるし、チャートが見やすくなるじゃん!となったわけです。そしてこの考え方はしっかりとチャートに根付いているんだということに気づき、ほとんどの動きはダウの考え方でどうにかなるということに気づいたわけです。

そしてそのダウ理論ですが、いくつかに分かれていますが、正直中には出来高が伴うとか言う項目もあり、これはFXにあてはめにくいことはFXをやっていればわかります。そんな中でも一番使うのは

トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する

というものです。

こう書いてしまうと??ですが、具体的には上昇トレンドが続いた場合に、最後の明確な押し目を下抜けし、さらに高値を切り下げて、安値も切り下げてくるという動きがあって初めてそれまでの上昇トレンドが終わったとみなすことができるということです。(下げトレンドあれば当然ながらこの逆です)

なんてことはありませんが、ここにも細かく重要なポイントはちりばめられています。それは下のポイントですが

〇トレンド転換をするのではなくそれまでのトレンドが終わるという意味である。

〇ほとんどの人は勝手に見切り発車をする=トレンドが転換したことを確認してからそのもどり、押し目を狙うことを常に行うことが重要である

と2つのポイントを書きましたが、この時点ですでに重要な見落としポイントが2つも出てきています。(これは本題ではありません)

一つ目ですが、これは日本語が難しいせいもあるのですが、たとえば上昇トレンドが終わって、トレンド転換といえば次は下げだ!とちょっとチャートをみていれば思いませんか?実はそんなことはなくただそのトレンドが終わっただけであり、次がレンジなのかあるいは逆にトレンドが発生するのかはその時点ではほんとは誰にもわかりません。でも、ダウ理論を表面的に知っただけだとたいていトレンド転換だ!とおもってしまうことがほとんどですからこまったものです。(といいながら自分がまっさきにこのパターンにはまってなかなか抜け出せずにいたように思います)

二つ目ですが、たいてい人間は一度うまくいくとその味が忘れられません。ということで成功にあとに大体口座を吹っ飛ばす理由はこれです。いわゆる見切り発車です。これも日本語のせいもあるのでしょうが、一度発生したトレンドはなかなか変わりません。となると確認してからエントリーしてもよいということになるのですが、そんなことはどこにも書いてないです。ただし、このことについては数は少ないですがきちんと理解している人がいると思います。←これはトレンドのあとのレンジで利益を削られてトータルマイナス、あるいはトレンドののこりかすをつかんで損切のパターンです

 

さて、ここまでで私の伝えたいことから脱線気味では実はあるのですが、それでもこの時点でそうなの?と思った人はまだまだ本質を知らないので使えていないということでもありますからやり直したほうがよいかもしれません。

で、本質を書いていきます。

みなさん、なんでもよいのでチャートを開いてください。そしてダウ理論に基づいて高値安値の切り下がり、切りあがりを把握して、方向性を考えてみてください。とここまでは少し相場に携わったのが長い先輩であれば先輩風を吹かせてアドバイスします。

まあ、たいていこの時は過去のチャートなのでその時からみた未来はわかる状態ですから、ほらね、あてはまりますね、になると思います。で、すげ~とおもうわけですが、一人でやってみるとこれが当てはまらないときが異常に多く、なんでだ?またやられたか?と思って手はとまり、思考はとまり、自暴自棄になった自分と、虚脱感でおさきまっくらという感じになると思います。(だまされた~と思うこともあるのかな?と思います)

高値安値の簡単なことじゃん!と思いますよね。私も最初は思ってました。でも、使えない、こりゃだめだ!これも私は思ってました。

でも、これ、使うほうもかなり間違っています。

まず、時間足が一つで、かつダウをあてはめているのが一つだけ。ということと、時間足というのは証券会社が勝手に決めたものであるということを前提に考えてみてください。

どういうことか、というと正直きちんど見ることができるようになると時間足は実はある程度長いものであればどれでも別によいと思います。(ちなみに私は30分足を多用しています)ただ30分足でものごとをかんがえているのか?といわれるとそんなことはまったくなくこれよりも短い時間足を30分足チャートで根拠あるがイメージできますし、逆に長い足もイメージすることができます。それならほかの時間足はみないの?となりますが、イメージするのが面倒なので見たほうがはやいというときや、もっと俯瞰してみたい時などは時間足をずらしたりはします。

チャートの上には相場参加者の意図とが多く集まった集合体です。そしてその集合体の多数決により相場は動いているわけです。そしてこれは便宜上わかりやすくするために使いますが、参加者はいろんな時間軸をみて判断しているわけであり、かついろんな基点からチャートを見ているわけです。

そしてこれは使えるか使えないかよくわからないといわれるエリオット波動にも準じますが、どの波の大きさで動きをとらえているのかもこれまたいろいろです。

そして基点と波がいろいろな見方があるということはたとえばAという基点からみれば下げでもBという基点からみれば上げである、なんてことはざらにあります。そうなれば当然思ったように動かないということにつながるわけです。言い換えればどこからみたってさげだよね、あげだよね、みんなの考えはこのあたりでまとまるよね、ということで売り買いをするということができるようになるわけです。(もちろんですがいくら考えても全トレード成功にはなりません)

つまり自分が見ているチャートでもいろんな人がいろんな基点から見ているのであり、波の大きさもひとそれぞれであるということを前提に重なるところではみんなの多くの意思があつまっているわけだから、いつもよりもさらに高い確率で思ったほうにうごくという結果になり、これがダウ理論の本当の使い方でもあります。

 

そして勘がいい人は気づいたかもしれません。これはいわゆるマルチタイムフレーム分析の考え方なんじゃないか?ということです。はい、その通りです。これはマルチタイムフレームの考え方につながります。ただし、少し違うのは証券会社から与えられた時間軸という切り分けをとっぱらった考え方ということになります。

そんなこと言いだしたら時間軸という考え方がなくなりどの時間軸で分析やトレードをしたらよいのですか?となるやもしれません。確かにそうなのですが、よくよく考えてみてください。トレードは参加者の上下の多数決です。そして参加者の見ているチャートの多くは似たような感じの時間軸の分け方です。ですから、その時間軸の中での目立つところ、たとえば直近最安値とか、最高値、あるいは押し目戻りで明らかに目立つところから複数ピックアップして考えていけばよいということになります。

 

この考えを身に着け相場に生かすだけで、いままで言われたとおりにやったのになぜか損切になった!意味がわからん!となって放り出していることがほとんど解決できますし、損切となった理由もわかると思います。

 

と、まあ基本的すぎるぐらい基本であり古臭いことを根拠としてますので、そんなことあるわけないやろ!と言われたらそれまでなんですけどね。そう思う人こそ一度やってみてください。といいたいところなのですが、実際にはなかなか一人では難しいかなというのが正直なところです。私もなんどもいやになりましたしね。

 

文章ばかりが長くなり申し訳ないです。動画にする能力などがあればもっと伝わりやすくなるのかな、と思うのですが、伝わると理解する、さらには身に着けるというのはまったく異なる次元の問題であることにこのご時世ほとんどの人が実は気づいていません。

文章を読んで自分の頭の中でイメージして、膨らませてということをして初めて実は身につくものなので文章ばかり羅列しました。(たんに私の能力がないことを人に押し付けているだけのような気がしなくもないです)

面倒なことをしてこそ実は身に付きやすいという現代の流れに完全に逆行していますが、じつは本質に近づくチャンスであるということが言えると思います。

 

 





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