すべての根幹は基礎的思考の習得につきますが、なかなか一人では難しいという現実があるというお話

こんにちは。

今日も秋晴れの１日で、気持ちのよい空が広がっています。

あっという間に時間はすぎ、今月も今日で終わりです。そしてことしもあと２か月を残すのみとなりました。

FXのトレードで生計を立てていますが、そうしていると実際にはいろんなことが耳に入ってきます。たとえば、再現性のあるトレード、ないトレードとか、あいつは偽物、こやつは本物、などなどなど、よくもまあこれだけいろいろいうことがあるよなと思うところが正直なところです。

で、おもしろいことにそれらに固執といいますか、気になって仕方のない方のほとんどはご自身の成績は実は芳しくないというのがこれまた現実です。

よくぞそこまで知っておられる！と感心する方もおられるのですが、ほぼその知識量に反して成績は低空飛行ということがほとんどです。

逆に、何にもしらないし、これだけしかできないので・・・・・という方のほうが割と成績がよいのはいかんともしがたいところです。

ちなみに、前者の方と後者の方のを素直さで比べるとまあ前者の方々に素直に聞き入れてくる方はなかなかいないのはいわずもがな、といったところです。

で、人のうわさ話は私はあまり興味はありませんが、チャートの上に繰り広げられる世界となるとまた別問題で、大いに興味がわくわけですが、一昔前は、それぞれ独立知識だという間違った認識にとらわれていた時間がかなりありました。

ごくごく基本的なことから派生いったにすぎないと気づいたのはかなり時間がたってからのことです。

そしてこの基本的なことというのはダウ理論だと今の私はかなり強く思っています。

そんなのだれでも知ってるよ、といいたいところだと思いますし、私もそう思ってました。それも昔のシンプルすぎる考えで、役になぞたつことはない、と思いかなり軽視していたこともあります。

でも、トレンドライン、関連してチャネルライン、フィボナッチ、水平線などなどラインを引くとチャートがわかりやすくなりますが、これらのラインをすべて的確にいれるには実はダウ理論を完全に使いこなせないとラインがひけません。そして、ラインを引けないから、これは使えない、という判断を下すわけです。しまいには、他人まで攻撃対象にしてしまうぐらいですからこまったものです。

そして一定の判断ができないことから、再現性にも乏しく、わからず、アドバイスをもらっても、そんなの使えないよ！という間違った判断をして全く前に進めずという沼にはまっている人が尋常ではないぐらいおられると思います。

で、これだけ大事なんだよ、と言っているわけですが、面倒なことに、学習して、練習して、何度も言っているように知っている、ではなくて使いこなせる、ようにならないといけないわけです。

この道はなかなか厳しく、途中で挫折させる難所が山ほどあるわけです。そして挫折したことを他人にはあまり知られたくないのが人ですから、そうなると自己保身を無意識にしてしまいますから、あれは使えね～という発言をしてしまうわけです。そしてそれを聞いた人は、使えないんだ、とさらに尾ひれがついて拡散していくわけです。

まったくこまった状態ではあるのですが、この状態に疑問をもち抜け出そうとするのはごくごく一部の人のみというのが現実で、その手段は自分の力のみ、あるいは他人の力を借りてということになるわけですが、それが相場の世界で生き残るのはごくごく一部のみという結果につながっているように思います。

おまけに最初にやらねばならぬことで、目に見えて〇〇なんてことはあまりありませんから、余計に挫折しやすいです。

これは単純に面白くないですからね。

ご自身だけの力でもよいですし、誰かの力を借りてでもこの基本的なことを徹底的に攻略すると絶対に違う景色が見えてきますよ。

絶対という言葉あまり使ってはいけないのが相場ですが、学習の面ですからここはつかってもよい言葉だと思います。

ちなみに私はその順序を間違って取り組み始めたのでかなりの回り道をしたタイプの人間です。