プロップファームならプラスにできるトレーダーはお金を出してもほしいのですけど・・・・

おはようございます。

今日も良い天気です。

黄砂や花粉やら飛びまくりだと思われます。私もここ2，3年で明確に花粉症を発症してしまい、この季節は薬が手放せないようになってしまいました。

と今日はしっかりとFXの業界の裏というかなんというか現実を書いていきたいと思います。

まずタイトルにある通りではあるのですが、プロップファームというのはなんぞや？から始めますが、ざっくりと言えば自己資金運用会社というのがプロップファームと呼ばれています。他人の資金を集めたりして運用している会社はプロップファームとは言いませんから、言ってしまっている場合はそれをあまりわかっていないか、あるいは知識不足で・・・・・ということです。

このプロップファームの利点としては利益を得るためには、ルールはすべてその会社次第ということがあげられます。することはありませんが、資金全つっこみなんてことも可能です。他人の資産運用会社はやはりかなり強固なルールに縛られてのトレードとなりますから、そうなれば運用益もやはり安定しつつも少ないものとなります。（まあ、現実はそれだけルールをきつくしてもマイナスになってしまって配当なしの原本割れというのが多いですから、実体は利益還元というよりも管理手数料、販売手数料といった手数料商売であることがほとんどです）

で、手数料商売ができないプロップファームですから、とうぜん会社の収益はトレードによる利益がメイン、ということになるわけです。私も法人口座で運用していますので、（個人口座では一切トレードしていません）、そしてその法人での自己資金でのトレードですからプロップファームといってよいでしょう。

そうなると、プロップファームで重要になってくるのはトレーダーや取引のプログラムたちとなるわけです。この辺りはどこを重要視するかはその会社の方針によりますが、今回はトレーダーに焦点を当てて書いていきます。

利益を求める究極の組織といっても過言ではありませんから、利益を生み出せる＝優秀なトレーダーを採用したいと常に考え思って機会を伺っているのがプロップファームであります。

○○大卒で頭はよいだろうから入社してもらったら、未来はかなりの戦力になるだろうから採用！！なんて生ぬるいことはなく、すべては利益を生み出せるかどうか、そしてそれに伴う実績があるかどうかの一点が注目されるところでありある意味利益をだせばなんでもありでもあります。

そして、このトレーダーとして採用できる人ですが、ごくごくわずかです。これは以前に採用しようとしたことがあるので、よ～くわかります。面接などは申し込みがちらほらあるのですが、これがなかなかというか大苦戦でした。

以前に銀行のディーリングルームやファンド運用会社で取引をしていた人にも聞いたことがありますが、それらの超大手で実際にトレードで利益を上げるのは全体の1割ぐらいで、その1割があげる利益で残り9割を養っているような状態ですとのことだそうですから、世間はそんなもんです。（まあこの1割という数字はどこかで聞いたことがあるようなないような・・・・・なのですけどね）

で、少し前からではありますが、すでに世界に目を向ければさらに前からあったのですが、トレーダーとしての憧れというか、向上心というかそのあたりをくすぐるかのように、一般の人からお金をいただいてそのテストをしてあげますよ、というこれはもう商売といってよいと思いますがやり方がでてきているようで、日本にも上陸してきているようです。

最初それを見たときは、現状を知っていた私からすると？？？？だったのですが、目を通してみて最後に思ったのは”うまいこと商売するなあ”と思った次第です。

費用を頂戴して、テストをしてあげる。テストに落ちればあなたの力不足だし、万が一合格すればトレーダーとして契約してあげるよ、ですからね。すごいと思います。そしてそのテストを受けさせてもらう費用はその後にうまくいった時の運用額と連動して上がったり下がったりするって・・・・・・。

ここまで書いてしまったら完全にダメだとおもいますので、いずれ消さなければいけない時が来るかもしれません。

ということでさらに踏み込んで書けるときに書いておきますが、アフィリエイト募集もしているようです。そしてアフィリエイトの報酬は申し込んだコースの代金の中の決められた割合がアフィリエイト報酬だそうです。まあ、ご商売ですからね、これをやるな！なんてナンセンスなことはいいません。私も数年後にはやりまくっている可能性もないとはいいませんしね。

ちなみにこれだけ詳しく書けるのも実はやっていただけませんか？という連絡があったためです。（あ～あ、ばらしちゃった！）

たとえば100万円ぐらいを運用している人がいるとします。そしてこれらのコースに申し込みます。晴れて合格します。トレーダーとして採用されました。それはあなたには明日から5000万円の運用資金をお任せしますからよろしくお願いします。となるとします。この人、自分でもやっているし、合格もしているし、一気に世界が変わってよかったね、なんて思うかもしれませんけど、おそらく、いやほぼうまくいくことはありません。いくらゼロになっても責任は負わなくてもよい、なんて契約があってもトレーダーから見たら他人のお金であり、今まで見てきた金額とはすべてが違いますから、うまくいくはずがないのです。それだけの重圧がかかってきます。

まあ、やっていることが悪いことなのか？といわれたら、心情的なものは別にして、法律違反でもありませんし、それも商売の方法であると思いますから止めることはありませんし、糾弾なんてする気もありませんし、各々が自分のことしっかりと考えて行動すればよいだけですから辞退するのもチャンレンジするのもその人次第です。

トレーダーを採用したいのであれば、本来は多額のお金やあらゆる人脈を使ってなんとか探し出してくるものです。そしてそれなりの見合った報酬を設定して契約するものです。それでも博打みたいなところもあるわけですが、それを繰り返すわけです。

もちろんお前の知っている情報は古すぎだぜ！、最近は全く違うんだ！というのであれば私は完全に老害でありますので、田舎に引っ込んで静かにぼちぼちとトレードをして暮らしていくしかないことになります。

これを読んでくれた方は少なくともFXに興味があったり、やっている方だと思いますから、自らの判断に基づいて自信をもって行動してもらったらよいのではないかなと思う次第です。

自分の考え、思考が利益になったりマイナスになったりする世界がFXですから、これこそ自己責任という基本的原理に基づいています。

ちなみに私ですか？私は今はどこにも所属してません。以前は所属している時期もありましたが、なんだか少し窮屈に感じてしまって身を引かせてもらいました。

それから商売的にみれば、全額返金を請求される可能性があるトレードを上達させるコンサルなどやるよりも、こっちのほうがよっぽど効率が良くて安全だよね、と思った次第です。

ただし、やるやらないとはまた別問題です。