まさかクロス円ペアを値ごろ感から売りでエントリーしてさらにストップ入れてない人なんていませんよね？

こんにちは。

明日からGWで長期休みに入る方もおられる人が多いと思います。

私もほぼ海外の暦に合わせて動いているわけですが、GWは前半だけお休みとさせていただきます。

それでも月曜日からはチャートを見ることになるとは思いますが、コンサルの業務としては前半はお休みさせていただこうと思っているわけです。

さて、さきほど日本の政策金利発表ということで日銀が今回の会議のスタンスを発表しました。その発表であっさりと156円を現在超えてきています。

皆はそろって金利差が生じているからいわゆるキャリートレードで金利差が儲けているんだ、と解説しています。

たしかにその面があるのはそうなのですが、果たしてそうなのか？という疑念というか疑問がわいてきます。

というのも円安円高というのはその国の国力のバロメータでもあるという一面を持ち合わせています。つまり円安であれば日本の国力は落ちてきているわけであり、円高にふれれば国力があるという見方もできます。

で、いくら鈍感な人でもうすうす気づいていると思われますが、今の日本は閉塞感ばかりが漂い、成長しています、なんて感は皆無です。それがそのまま円安というのに反映していたら・・・・と考えることができるわけです。

ちなみにですが、チャートを見ていればわかることなのですが、値動きの特徴として、最初はゆっくりですがある程度時間が経過すると３次元的曲線を描いて加速度をあげて進んでいきます。つまり今のプライスの進み具合というのはまだ助走段階であっていずれさらに加速度をあげて円安に振れるということが考えられます。

もうそうなったら誰の手にも止めることはできません。これは歴史が証明しています。止まるときは全部刈り取られた後でぺんぺん草１本生えてない荒涼とした景色が広がるだけです。

いまだに円安になると輸出産業が儲かりますからいいんですよ。となんて言っている人いますけど、輸出をメインにしている業者今時日本をベースとして輸出している企業なんて皆無の状態です。ちいさな何かしらの製造会社でも一つは海外に工場をもっていたりしてそこから世界に商品を提供しています。

と、経済のことなどを書いても仕方ないかなということでFXについてです。

値ごろ感からクロス円などを昨日ぐらいから売ってちょっと利益になったからといってストップを入れなかったり、あるいはふか～いところに入れて意味があるのかないのか、という状態で会社にいってしまったりとかしている人多そうな感じです。

私はクロス円を一切売りでなど持たず、さらには買いといっても買いの流れが継続しすぎてここから買いで仕掛けるのも怖いということでポジションは作っていませんが、昨日のちょっとした下げがあったもののここから売ってい行こうなんて形はまったくきてません。それなのにやっぱりいるんでしょう、売っていた人がいるからこそプライスは加速度をあげて上方向に進んでいるわけです。

こんな動きが定期的にあるからこそきちんと儲かる人がいるわけではあるのですが、いいかげんに一人でも多くの人がきづくべきことなんじゃないのかな、と思うところでもあります。

でも、気づかない人が多いからこそ、きちんと勉強してきた人のところに利益が転がり込んできやすくなるということがあるわけなので、自分の財布具合だけを考えればがんがんやってください、なんですけどなんかすこしもやもやが残るところでもあります。