
おはようございます。
GWの中日となり、多くの企業は通常運行でありますが、みなさんのところはいかがですか?
私はというと、まったくもって普段通りであります。
さてと、これはかつてより何度も書き記してはいることではありますが、あらためてトレーダーという職業はPCの前に座って、マウスをクリックするだけで稼げてしまう超ホワイトな仕事のように思えてしまいますし、実際に世の中では簡単でいいよね~なんて風潮があるような気がします。
確かに力比べみたいなものはありませんし、自宅からでることもありませんし、自由にできるということからも、年齢を重ねてもできる職業であるとは思いますが、言い換えると手に職をつけるというタイプの職業だと思います。
これはもうそれこそいやになるぐらい身に染みていますが、手に職をつける系の仕事は技術や知識を身に着けるだけではまったくもって歯が立たないわけです。そうなると何が必要なのか?ということになるわけですが、それは練習と実戦ということになるわけです。
昔はね、それこそ師匠の背中を見て勝手に育て!みたいなところが当然のごとくありましたが、このご時世さすがにそんなことも言ってられず、手取り足取りは教えます、なのでありますが、その教えてもらったことを身に着けるためには練習と場数が必要なわけです。
私もコンサルをさせていただきだしたころは、少しその傾向があったと思います。やっぱり自分でもがいて導き出したことってなかなか忘れないわけですし、私もそうやってここまできた世代ですので、それがよかれと思っていたわけでありますが、それも時を重ねてすこしづつ変わってきたというわけです。
ただし、こうなってくると誰も言いはしませんが、一つ決定的に変化したことがあります。それは教えてもらうほうはそれこそ言い逃れはまったくできないということになるわけです。それこそ一昔前なら、教え方がわるいだの、教える側のせいに実質的、形式的にでもできてなんとか心の平穏を保つことができたわけでありますが、今のご時世は教える側のほうが親切丁寧で努力もしている可能性がありますから、教わる側の努力不足からくる未上達だと逃げる隙間というか余韻もないわけです。
いつもどおりではありますが、少し話はそれてしまいましたが、トレーダーは技術系の職人といってもよいと思いますから、そうなるとその持てる技術を常に磨かねばならないということになるわけで、職人になるためには練習が必要であるというのは上記していますが、さらには一定の技術水準をもつようになっても今度はそれを維持し続ける努力というのが必要なわけです。
勉強を何年もしているのに、トレードが全くうまくならないという方がおられますが、勉強をすることは良いことですが、それを効果的にアウトプットしているのか?と問われるとほぼできていないのが現状だと思います。
他人に伝えるためのアウトプットは知識の定着を促進しやすいのですが、それをしなくてもトレードの練習をすれば効果は落ちてもそれなりに身になるはずなのですが、多くの人が知識を得ただけで終わり、という方が尋常ではないぐらい多いです。
その証拠といってはなんですが、最近youtubeで見られる動画に、他人の手法解説をしている動画がそこそこ人気があるようです。解説してどうするの?の点は良いとして、その方に他の手法解説を頼んでいる方がいる時点で完全にその人は終わっているよなあ、と見て思うわけです。
解説してほしい手法があったらリクエストしてください!て、書いてあるからしただけ、という方もおられると思いますけど、その解説をみてもまず定着しませんし、下手したら3日もすれば忘れてます。
そんな無駄な時間を過ごしてないで、自ら手と頭を動かして検証してみたら、と思うわけですがそんな面倒と思うことはごくごく一部の人しかしないわけです。
みなさんがなりたいのは評論家ではなくてトレーダーだと思うんです。そのトレーダーになりたければ、自らの手と頭を動かしていろいろとしてみることです。そしてその手、頭を動かした結果を第3者的視点でみてもらえるようになることです。そこがとても大事だと思うのです。
最後に手に職を一度つければそれは一生ものです。使わなければ朽ちてしまいますが、手に入れるよりも維持することのほうがずっと楽です。

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