トレードの基本（ちょっと番外編だけどとても大事、でもほとんど抜けていること）

おはようございます。

暖冬であるといわんばかりに早々と春の陽気となっている日がちらほらでてきました。

地球温暖化が始まって危険だ～と声高に言う人もおりますが、実際のところどうなんでしょうね。地球レベルの長～い歴史で見るとじつは寒暖の周期の中にいるだけなのかもしれません。

さて、今日はタイトルどおり、トレードの基本の続きではありますが、ちょっと番外編にしたいと思います。

皆さんのチャートのプライスの表示は何にされていますか？

〇ろうそく足

〇かぎ足

〇ライン

〇レンコ足

と、いくつかありますが、ほとんどはろうそく足かな？と思います。ほかには平均足もありましたね。

ちなみに私は過去には平均足やレンコ足なども試したことがありますが、結局はろうそく足表示で見ています。

できればろうそく足で見てもらえると、今から書くことにばっちりと当てはまります。

私も普段から言ってますけど、ちょっとまともな説明をしている人であれば、高値安値は重要だよ～と言ってますし、それらの書物にも書いてますから誰しもが知っていることだと思います。実際にはもう少し突っ込んでみる必要があり、その突っ込んで見ることが日常とならないといけないわけですが、とりあえずは高値安値が大事だよね、というのは周知の事実だと思います。

と、ここまでわかっていながら、その視点でろうそく足を見たことはありますか？という今回のお話です。

おそらくといってもよいと思いますが、ほぼないでしょうね。

私もばっちりとそこまで最初は見てませんでした。

まあ、ろうそく足を見ているわけですから、陽線だ、陰線だ、ぐらいはすぐに気づくというか、どこ見ても、そのぐらいは書いてありますから知っているわけです。でもざっくりいうとこの陰線陽線があまり参考にならないな～というか上昇トレンドの中に陰線が出てきたりして判断に迷うからこそ平均足というのがでてきて、それに頼ろうとするわけです。

と、ろうそく足に関しての見方はこの辺りが限界かなと思うわけです。

でもろうそく足の構成は実は４つのプライスから成り立っているわけです。

〇始値、終値、高値、安値

この４つです。

こうやって書くとだれしも気づくことがありますね。そうです、高値安値が含まれています。

で、この高値安値ですが、ろうそく足は大事だよ～といってしまうとどうしても単体で見てしまうので、気づきづらくなるのですが、しっかりと観察すると実はうねりを伴ってプライスは前後しているはずなのですが、もう少しわかりやすく見るために、ろうそく足を２本で見てみましょう、となるとどうなるか？ですが、まず、高値安値はそれぞれ２つづつの合計４つの値が出てくるわけです。そうなると上昇トレンドのときの動き、あるいは下落トレンドの時の動きというのがあって、それぞれ高値安値の切り上り、切り下がりが生じるわけですが、ろうそく足２本を見れば実はこの高値安値の切り上り、切り下がりを見ることができるわけです。そしてさらにはろうそく足１本の中にあるプライスのうねりも当然あるわけです。

こうなると実はインジケータなど使わずにというかインジケータを使うよりも早く実はトレンドの始まりを把握できるということになるわけです。

で、さらにいえばこれって別に特別なこといってないことに気づきましたか？おそらくほとんどの人の一般的な知識の中にあることばかりです。

ただ、これを当てはめて考えてみてくださいね～なんてあまり言う人は見ません。だいたいは、

〇　この新開発のインジケータは○○。

〇　○○式手法で根こそぎ利益に変えることができます！

なんてことばかりですから、実は書いてきたことを知られるとちょっとまずい・・・・・ということになるわけです。

で、このブログを端から端まで読んでくれているマニアックな方はお気づきかと思いますが、私は３０分足チャート見てますよ～と以前に書いたことがあります。

なんで３０分足なの？という答えがここでやっとこさ出てきますね。

わかりました？

答えはろうそく足２本見れば高値安値の切り上り、切り下がりでトレンドの転換あるいは方向性をほぼ最速で把握できるよね、と上述していますが、デイトレでは１時間足ぐらいの方向性に沿う形で短い時間足でエントリーするのを基本としていれば１時間足の半分の３０分足のチャートで見ていればろうそく足２本は当然１時間足の動きということになりますから、とくだんインジケータを入れずともデイトレぐらいの方向性は把握できるよね、（練習したらね）ということになるというわけです。

そうなるとこのろうそく足って実は優秀じゃね？ということになるわけですが、それに気づくまでが大変というか、実はほとんどの人が気付かずおわっていっているのが実情です。

一度、ろうそく足１本１本をじっくりと観察してみるとよいと思います。絶対に新たな気づきが生まれますよ。

というか、インジケータいれると実は難しくしてるんじゃないか？とさえ思えます。

ちなみに今までそこまで思ってなかったという人でも大丈夫です。大事なのは気づいてその行動を起こせるかどうかがすべてです。