本当にそれ、使い切れていますか?

こんにちは。

なんだか夏日が続いており、まだ暑さに慣れないうちに気温だけが急上昇で体の調子は今一つな方も多いのではないでしょうか。

 

そんな中ではありますが、相場は相変わらず動いています。ボラが高い低いではなくて稼働しているという意味です。

前の記事でも書きましたが、基本的なものというのは実に大事です。

前回書いたのはダウ理論についてでした。

 

そんなダウ理論ですが、そんな古臭いもの使えないよ、と言われたり、まあ、割とぞんざいな扱いを受けています。

圧倒的に勉強不足で欲ばかりが先走ってしまっている人も見受けられますが、多かれ少なかれ多少の勉強はみなしていると思います。

だからこそ、あ~、ダウ理論なあ・・・・・となるのだと思います。

 

当然ですが、この発言の前提として、ダウ理論は使えない、という前提で話しているはずなのですが、じゃあその使い方はあっていて、それこそもう持てる能力の限界いっぱいいっぱいを使い切っているのか?と言われたらどうなんでしょう?

私もダウ理論の持てる力を常に出し切ることができているのか?と聞かれたら自身はありませんが、すくなくと大中小の時間軸でそれぞれダウ理論に基づいて方向性を考えます。それらを組み合わせて自分のトレードしている時間軸に合わせてこれからの方向性を考えているわけです。そしてこのダウ理論で考える場合には常に分析が一定になるように基準に基づいて判断するようにしています。で、ここで実はこのインジケータがすごくて・・・・・・なんてことはけしてなく一番皆が使っているのではないかとおもわれるものに基づいています。

なんだかもったいぶった言い方をしていますが、なんてことはありません。ご自身でこれでいいやというものがあればそれを基準にすればよいのであり、実はなんでもよいと思います。ただ、トレードは多数決が原則だから、多くの人が見て判断しているものでないとダメだよなという考えに基づけばよいだけだと思います。

そしてここからが大事です。MT4では普通に使うのであれば1分足が最短の時間足です。それより短い動きならどうしますか?諦めますか?それともインジケータを使って表示しますか?といったところです。私の場合ですが、陽線陰線でダウの動きを追っかけます。というか本来はそれはできるはずなんです。

もちろんここに証言会社が与えてくれた時間軸という概念はなくなりますので、小さな動きということになります。そしてこれは面白いのですが、それぞれの時間軸のろうそく足でも考えることは同じように可能です。

いわゆる小さな時間軸の動きが大きな時間軸の動きを構成しているということにつながるわけです。これも基本書などではさらりと書いてあることでだれもそこに意識はもっていかないと思いますが実は大事なことなのです。

これを言い換えると1時間足のろうそく足の中に5分足の動きがあり、その動きは波を打っていて、1時間足のろうそく足を形成しているんだよ、と説明している人もいます。

 

と、ここまでつらつらと書いていますが、ここでダウ理論はすごいのだ!偉大なのだ!というところがポイントなのではなくて、昔からあるごくごく基本的な知識であり、そして使い倒された古臭い有効でない知識と思われているものでも少し説明するだけでもこれだけ突っ込んで書くことができるということです。

私も原書を直接すべて読み込んだわけではないのでえらそうなことはけして言えないのですが、かなりの量の書きものであり、そんな簡単なものではないそうです。そしてこれは多くの人が読めない他の言語で書かれた書物の内容を知るためには圧倒的に不利になる一面でもあります。

さらには、これを一人でなんとかしようとするのであれば、かなりの探求心が必要であり気合と根性が必要なんじゃないかなと思います。

さらには日本語自体が難しい言語ですから、知っていること、思っていること、考えていることを100%伝えるのもこれまた難しいといった具合です。

一度ろうそく足だけをみてダウ理論って?と考えてチャートを見てみてください。おそらく新しい気づきがあると思いますよ。

 

 






 

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